★とある風景　「摩訶不思議な道路」
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　梅と聞いただけで喉口の両側から酸っぱい液がわいてくる。
　ところがこの梅なかなかの効用がある、ようだ。
　食欲増進、殺菌作用、腹痛沈静などなど。
　食べ方は梅干はもちろん、梅酒、ジャム、丸薬。
　日の丸弁当は食欲と殺菌を兼ね、梅酒はなつばてに最適、パンにジャムはよく合い、煎り煮詰めたエキスを腹痛時に用いるとピタリとおさまるのである。
　梅干を糸で天井に吊るし、酸っぱい唾液がわくとご飯をかきこむ・・・、これは落語にでてくる話の効用であるが、私は梅干の効用を大いに信じている。
　ここ数年三食に梅干を欠かせない、ケチではなく漬物として扱っていて口直しにもなる。塩辛いのは食前にコップの水にて適宜塩出しおくのだ。また、ぼてぼてにふくらんだ梅酒の梅はことのほか珍味でおやつに具合がよろしい。
　ことほどさように梅が好きであるものの、病気にはなる、したが大過なく治癒している、という具合に信じている。
　毎年友人宅でもぎ取りさせていただいて、たくさんの梅を漬け込んでいる。

　止む気配のない梅雨をながめながら、複数知人の訃報に接し、なぜか梅が思いうかんだ。

　というより荒れ狂うという表現があてはまる梅雨だ、日本文化はしとしと降る梅雨を粋にまたは艶っぽく表現したものだが、今はバケツをうつすような降雨で報道されている。古来の季語を尊ぶ吟句もそろそろ脱皮したほうがいいと思うほどだ。
　居座る前線は九州に甚大な被害をもたらしているが、ついに岡山地方にも影響もたらす状況になってきた。比較的、天変地異にかかわりない方位にある岡山は北部を中心に大雨洪水警報が発令され支流を集めての高梁川は氾濫しているようだ。
　梅雨の終末には大雨がつきものだが、当例にない降雨である。
　
　

　というより荒れ狂うという表現があてはまる梅雨だ、日本文化はしとしと降る梅雨を粋にまたは艶っぽく表現したものだが、今はバケツをうつすような降雨で報道されている。古来の季語を尊ぶ吟句もそろそろ脱皮したほうがいいと思うほどだ。
　居座る前線は九州に甚大な被害をもたらしているが、ついに岡山地方にも影響もたらす状況になってきた。比較的、天変地異にかかわりない方位にある岡山は北部を中心に大雨洪水警報が発令され支流を集めての高梁川は氾濫しているようだ。
　梅雨の終末には大雨がつきものだが、当例にない降雨である。
　
　

ーある河童の話ー
　河童のドンは泥沼から這い上がろうとして、あそこならダイナミックにあがる姿がみせられるだろうと危険な箇所にアタックしたが心得もなく挑んだので泥の足許は脆く崩れ、再び沼に落ち込んだ。
　前任のドンも同じようなことをしでかして民衆の支持をうしない陸で干上がってしまった。組織がありスタッフもいるのにかかわらず一切諮問するこなく思いつくまま言動していた愚行をさんざん横でみていたのに、なにを勉強したのか、やっちゃあいけないおなじことをやっちゃった。
　こうなるのは愚者の傲慢が為せるのであろうか。
　なんでも河童の世界に衝撃を与えたかったとの行動だそうだ。
　河童の仲間は、この幼稚なドンにあきれはてて寝てしまったそうだ。
　またドンが代わるかもしれない、又えたい知れない、先の見えない停滞の生活に、この河童の国は陥る危険がある。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(参院選の深夜放送をみて)
　

　午前中雑事で部屋で過ごしたりゴーヤの棚を不細工にこしらえた。いわゆる緑のカーテンをつくるもだが、二つの効用がある。正面の門扉と母屋の間に日陰をもうけて椅子にくつろぎ読書する空間を設けること、実のニガウリが大好きだとということ。
　支え棒と網を買ってきて格好つけた。狭い空間だが、夕方打ち水してステテコ姿でビールなぞを味わってみたい。

　午後暑下の吉備新線を走ってみた。目的は「レンリソウ」と「ネムの木」、いずれも道路沿いにある。したが、時期が遅かった。多くは窶れの目立つ花になっておりその中を探って撮影してきた。

★山野草探訪撮　NO-２０３　【スイカズラ】

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　トマトは野菜か果物か。
　野菜としてご飯の友にして使うし、よく冷やしたものを食後のデザートにして食べるから、どちらに分類されようがトマト大好き人間は一向に構わないのだが、あのやけつくような夏の昼下がり、井戸水で冷やした不ぞろいの青臭いやつをガブリと食らいつくのが最高と小生は今でもおもっている。
　その想いにいっぱい突き刺さっているのは望郷であり、青空と夕焼け、トンビであったり、オフクロであったりする。

　トマトは夏に限る。
　ところが今は一年中店頭に並んでいる。
　小生にいわせるとあれはトマトごときものである。
　本来の匂いも味もすてさられて化学の味がする。

　昨年から猫の額にふさわしい庭にトマトを植えた。
　肥料といえば菜種カスだけ、でこぼこだらけだけど、真っ赤に熟れた実が結構育ち、もぎ立てを冷やしてかぶりつきを試み堪能した。

　今年は庭を駐車場にしてしまったので畑にする部分がなくなり、プランターと丸鉢に植え付けてみたがいまのところ順調に伸び、１７個ほど青い実をつけていて喜ばしてくれている。

　その他ニラ、ネギ、チシャ、シシトウ、パセリ、アオシソ、ニガウリをプランターに植えそろえ逐次、食卓にのぼっている。

2010.7.5
　一週間弱の病窓からキャリーバックを引いて外に出るとまことに眩しい世界だった。
　「治癒に近い状態」だから当分は自宅静養の閂がかかっている。

①山野草探訪撮　NO-202　「レンゲツツジ」
②ギャラリー　珍岩奇岩③

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　２３時からワールドカップ、ベスト８をかけての試合は楽しみ。
　どちらになろうと明日はキャリーバックを引いて旅に出る。

①山野草探訪撮　NO-202　「レンゲツツジ」
②ギャラリー　珍岩奇岩③

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　２３時からワールドカップ、ベスト８をかけての試合は楽しみ。
　どちらになろうと明日はキャリーバックを引いて旅に出る。

①山野草探訪撮　NO-202　「レンゲツツジ」
②ギャラリー　珍岩奇岩③

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　２３時からワールドカップ、ベスト８をかけての試合は楽しみ。
　どちらになろうと明日はキャリーバックを引いて旅に出る。

★とある風景　吉備路百景ーこうもり塚　「こうもり塚」

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　寝不足でおかしな気分。
　同じ気分の人と原因はほぼ共有していると思う。
　深夜３時３０分に起床してサッカーのＴＶ観戦していた。
　２点目が蹴りこまれてパッチリ目がさめた。
　１点返されて冷っとし、３点目をもって安全圏に入った。
　選手の動きが目的に向かって飛躍的に流れたいたにが印象に残った。
　組織がひとつにまとまったときは華麗である。

　

★山野草探訪撮　ＮＯ－２０１　「シライトソウ」

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　梅雨だから当たり前だろう
　友好国オランダにハナをもたせたんだよう
　
　ハナから格が違うんだからさあ
　なんて友人はいう
　体格で競えばそうかも知れん
　だから技がある
　とりわけ過激な鍛錬で技をピカピカに磨いたら突如
　一戦のような勝利が微笑むものだ

　日本人ばなれのホンダがいるんだから
　その突破口の開かれるときがあるだろう
　次の試合で引き分けばいいから、と

　鬼平犯科帳見ながら眠っちゃたよ
　

　体調がおもわしくない
　梅雨だからではなくて
　うっとうしい
　カメラをもって出かける気になれない
　だからネタが底をつく
　だからといってどうにもならない
　眼科なので見るのも読むのもうっとうしい
　新聞　パソコンはよほどでないと開かない
　視力低下はまことにもって人生をくらくする
　手術終えて一段落するまで忍の一字である

　それでも虫眼鏡をもって読書する
　活字にどっぷり生き方をしてきたから三度の食事と同じだ

　ＴＶは夜限定だがみるようになった
　政局のゴタゴタは低学年のお遊びのようで大いに落胆した
　政策を論せず政局に国政が奔走してその姿は哀れである
　こういう三文オペラは過去になかったと思う
　イヤ　あったのだが多くは密室で暗躍していたのだろう
　目隠しされていた舞台裏が情報社会になってあけすけに開放された
　これは民主党のおかげだ
　メディアの闊達と幼稚な言動があいまってのドタバタ劇がＴＶ桟敷に踊っている
　おもわず日本の政治は空中分解するのではないかと思うほど
　政治に民主主義がようやく訪れて熟成されるプロセスの幼さなのだろうか
　
　かっての与党が野に下るとかっての野党と同じことをヌケヌケとする
　長い与党だった襟は時代とともにすっとんだ

　ＴＶでもうひとつ。
　ワールドカップ。
　南アで開催されてうれしい。
　見知らぬ国がわんさか報道されて興味深々。
　ところがグランドに流れるあの騒音はなんだ
　楽器だ！
　なんという楽器か今時点名前を忘れたが、あの騒々しさなんだ
　アフリカ大陸の咆哮！
　明日１９日はオランダ戦で咆哮の渦でしょうかね。

2010.6.14
　Ｍ氏宅での梅狩りにお邪魔する。
　梅下に備前大皿に麺を泳がせ闊達悠然たるＭ氏と興を囲み優雅なひと時を過ごす。和歌山の南高梅は不作のようだがここの梅は豊作できれいな青艶を光らせていた。梅干、梅酒を年中味わう身にはうれしいかぎりの一日だった。　

　2010.6.13
　倉敷美術館にて。
　第１２回日中友好書の交流展(中国鎮江市)
　中国書道家二人の席上揮毫に岡山書道家：角羊亭氏の席上揮毫が行われた。
　角羊亭氏は「親善」「舞」の揮毫。

　2010.6.10
　北房中学校　昭和30年卒業生2010同窓会
　ピュアリティまきびにて。
　北房辰巳会　北中近畿会　岡山３０会　の合同で開催。
　恩師を招待しての華やかな会合ができた。
　古希の記念会でもあった。