prose-

2012年1月4日 趣味
 天窓に暖かそうな日がさしてきた
 臥している部屋の雨戸をだれかが開けた
 ザルいっぱいの朝日をぶち撒かれた眩しさ
 天気のいい日は部屋の空気を入れかえて健康な空気にね
 
 熱ぽいくて体がだるい
 なかなか解放してくれない風邪にとりつかれた

 TVのリモコンは便利だ
 地上D BS CSの選択やチャンネルの切り替えにありがたい
 だが 機能が多いすぎる
 無意識につかんでよく理解していない操作をしたようだ
 がちゃがちゃいじって埒あかずいらつくばかり
 こんな複雑なものをつくるな、て
 ついでに一言
 NHKまでがなんでふざけたバラエティものをつくるんだ
ピーンと張って全体を保つ役目をはたしていたツルが
プツンときれているような・・・

 

  
 

prose-

2012年1月3日 趣味
 大晦日の夜から頭痛、寒気がおそってきた。
 食事をとって早々に寝ることにした。
 そして今日は正月3日、元旦と2日は食事を受け付けずお粥と梅干ですごす、といっても高熱のせいで日、時間がわからなくなった。だから生活のリズムがみだれてしまった。
 

prose-大晦日独言

2011年12月31日 趣味
 喪中といいながら少しは正月用品を買いたいというので隣の市を走る。
 時節がら人の動きは控え目なのだろうか、道路は意外に空いてスカンをくらった気分であるがドライバーも愛車も楽々。
 ところがどっこい、、集まるところには集まっている。目的の市場はごったがえしていた。人いきれで鮮魚を心配するほどだ。
 商売も一番のかきいれどき、威勢のいい呼び込み声がとびかっている。
 店頭の大きな寒ぶり解体ショゥーは見ている分は面白いけど、生くささの酔いにはまいった。
 買うでもなし人の波に押されぶらぶらして結局わずかのもので満足。

 社会的に大きなメモリーは3.11東日本大震災に尽きる。復興のみちのりは未だ遠く原子力発事故ともども今も今後も大きな爪あとを背中に負わねばならない。日本の歴史へ深くメモリーした天災人災だった。

 私的には悲喜こもごも。
 身内の不幸は続き、わが身は心臓手術、ペットは愛犬の死・・・。
 嬉しいのは孫の初誕生祝いをぶじ迎えたこと。日々成長し、喋りも歩行もさまになってきた。祖父祖母は無条件に嬉しい。
 諸々包含して365日は暮れてゆこうとしている。

 夕暮れになるにつれ咽喉は痛く咳が濁ってきたし寒気、鼻水の症状、完全防備でウォーキングに出たのが余計に悪かったのだろう、最悪発熱の気配になってきた。元旦早朝日の出と、丹頂の放鳥を後楽園に撮影しにいくつもりが、どうやら暗雲がかかってきた。
 台所では家内と娘がはずむように会話しながら正月料理をつくっている。
 入浴どころではい、早々に布団をかぶって寝よう、「なんとか歌合戦」というのはTVはのっけから見ないことにしている。

 どなた様も良いお新年をお迎えください。
                  --2011大晦日 魚住庵亭主独言--
☆NO-254 冬の証し
http://sannyasou.sakura.ne.jp/

prose-ゆき

2011年12月27日 趣味
 亀のように首をからだに埋めて車外へ
 歩にまとわつく雪がひらひら
 と、すると突風に乗って音がするほどの吹雪
 視界が没し芒の穂が白幻にみだれる
 前にすすめない
 たちまち雪は緞帳ごとき天に引きあがる
 ・・・つかの間の雪舞台だった

prose-探訪撮

2011年12月23日 趣味
 倉敷の足高山にヒマラヤサクラを写しに行った。
 年に一回おとずれるので山へあがる道筋をまちがえ墓地の細道に入りこみ、方向転換できず、ニッチもサッチもいかない状態に陥った。友人の誘導でかろうじて脱出。状況の思いこみはとんでもない怖さをもたらすことを体験した。
 ヒマラヤサクラは、華やかな花付ではない。いかにも楚々とした味わいをみせて公園の冬風に遊んでいた。

 足高神社で恒例の干支絵馬を撮影。迫力ある龍はうねり乱れた世をも退治してもらいたい、と願をかける。

 民間の植物園を訪問して帰途についた。
 
 軍事独裁者のドンが亡くなった。
 生前、体制と息子を行く末をあんじて、
「金正恩大将同志をしっかりと奉じよ」
と幹部に遺書を残したそうだ。
 この記事を読んで頭をよぎったのは、五大老を枕元に呼んで秀頼の行く末と豊臣天下を「くれぐれも頼み」、その誓文をとった太閤の最期である。上から威喝する調子と這うように頼み参らせる姿勢に大きな違いがあるが、どちらも己が体制の存続を願っているのには開きはないが、太閤のほうがより人間の弱みをみせせているのは救いがある。所詮、独裁者のたどり着く思考である。

prose-街道浮世絵

2011年12月21日 趣味
2011.12.18
 しめ飾りつくり親子教室に参加した。児童委員民生委員協議会の主催で小学校体育館に集まり、慣れぬ手つきは、指導員のおかげでみなさん上手に仕上げられた。

2011.12.19 
 友人の案内で広重の東海道五十三次の絵が復刻版で全部そろい展示されているので建部にいった。個人の蒐集で地元の公会堂に展示されていた。これだけのもになると圧巻である。

2011.12.20
 量販店で娘と待ち合わせ、プリンターのプレゼントをもらった。うれしい限りで暗い夜道が燦々とあかるかった、

prose-冬本番到来

2011年12月17日 趣味
 あらためて言うことではないが、ここ2~3日で「でえれえさみいの」が千金の重さになった。東北の言葉の「しばれる」と同等の意味だが、どちらにも「う」を語尾につけるとさらに言葉がひとり歩きして「呻き」も佳境にはいる。
 はなれられないストーブの前でふとそんなことをつらつら思った。
 きにょうは夕方に白いものが舞った。

 節季になるとパソコン、プリンターのトラブルが頻発する。普段つかわなくて急に重宝しはては駆使にちかい使い方するとき、ころあいを見計らったように故障する。
 知人友人に続発、ハハァと他人事にかまえたいたら、自分のプリンターが喪中はがきの印刷途中でパタッと止まった。ヤヤァ、なだめすかしてみたがダメ、だった。メーカーの設計にしてやられた、という気がしないでもない。で、今は張が抜けて作業を放置しているのが現状・・・。
 

prose-更新情報

2011年12月16日 趣味
☆ひだまり in OKYAMA
☆ギャラリー ギリシャ③
http://sannyasou.sakura.ne.jp/

prose-蟹

2011年12月15日 趣味
 カニをもらった。
 ガンツと呼ばれる川カニ、一方は松葉カニと呼ばれる海カニ。
 どちらも塩茹でして食べるのだが、ガンツの濃厚な甘味のある美味さは舌をうならせるほど、その後で松葉カニを食べたが美味さにかぎっていえばガンツに軍配が挙がりこれに勝るものなし。

prose-限界

2011年12月15日 趣味
 プリンターがおかしい、急に駆動しなくなった。
 印刷途中に小休止してから再びたちあげたらウンともスウともいわなくなった。心覚えの対症方法をあれこれ手を尽くして試みたがダメだった。A3サイズに対応でき撮影画像のプリントに重宝してきたが、購入して8年ほど、とうとう命運尽きた。生とし生けるものも無機質な器械も、共通して「限界」は避けられないようだ。

 福島第一原発の完全廃炉は向後40年とか、永くて危険を含有した「限界」だ。


prose-健康の哲

2011年12月13日 趣味
 現役を離れば浮世離れするというが、なかなか仙人には到達しない。
 それでも暴飲暴食の機会はグッと減り、かわりに年金生活はつましいことを強いられて粗食に甘んじるようになる。昔日の人の生活が健康的だとしても欧米風のメニュウにかいならされたかってのサラリーマンは些か侘しいかぎりであるが、本質的に草食動物が肉食動物にシフトできるはずがない。まして時を同じくして潜伏の病にみまわれ、複合的な症状にふりまわされるのであるから、おのずと食卓は炭水化物、蛋白質のバランスをはかられ緑黄野菜の盛りたくさんに様変わりする。
 その生活の彩りを現役時代から続けていたらなあという感慨が、今日病院を徘徊して患者群を観察してしみじみこみ上げてきた。
 門や玄関に新年を祝って飾りつける。
 縁起を担ぐ人は自動車、単車、ついぞはしって自転車、三輪車、田舎では井戸、お墓に飾っていた。もちろん今でもその風習は伝えられているところが多い。
 児童委員民生委員会で児童や高齢者のコミニュケーションを図るべくお飾り作り会を開催することになった。ところが委員のほとんどは生まれて以来作ったことがないのがわかった。これはこれは、人に教えるどころではない。
 急遽講師なるものが講座を受けることになった。
 お飾りを作って商用に出荷している地区。講師も生徒もほぼ同年齢、噛んでふくめるように教えてもらうのにも縄を撚るのに散々、手の使い方などいままでの人生では無縁の動作を必要とするので惨澹たる有様。右編み左編みがおもうにまかせない、左右の束をそれぞれ撚りをかけてさらに撚り絡めるのであるが、頭のなかで疑問符が点滅しながら撚っているので、まるで力士のざんばら髪のようなできあがりになった、いやはや。
 これは、宅で自習せねばなるまい。
 ひどい!
 主義に無縁なものにそう思わせる作業があった。
 原発労働者だ。
 読み出して身の毛が逆立った。
 原発といえば科学技術の頂点にたつはずだが、そこで施設の清掃、とくに原発の核心部分で清掃作業に従事する孫下請けの労働者は究極の危険と背中合わせだ。
 堀江邦夫著 講談社刊文庫本「原発労働記」
 まだ読みきっていないが、フリーライターの実践体験記は、市民の知らない世界は、日常労働者に危険性をおびた過酷な労働で原発エネルギーは成り立っているのである。
 蟹工船という人権を無視した環境を描いた小説は衝撃なものだが、近代最先端の施設の保持にも同様の圧迫した世界が、清掃保持に課せられている。読んでいて息苦しくなる。
 人間性重視の設計とはおもえない。

prose-冬の鶴

2011年12月5日 趣味
 空気が澄んで、かん高い丹頂鶴の鳴き声が木霊する。溜池の水位は随分さがり裾の下をあらわにみせているのに水鳥は快適に紋を描いて水面を滑走している。すり鉢の縁を形つくっている山々は槙や楢の雑木でつち色の紅葉を全山そめあげていた。
 岡山自然保護センターの光景である。
 池に放鳥された丹頂はつがいだろう、干上がった地面をたえず嘴でつつき長い脚で独特の歩みに飽くことがなく続けている。
 ウメモドキの実を陽に透かして見る。
 花はなにもない。
 美味しい弁当を平らげた。
 湿地までを弛緩の開放感で折り返し、鶴の木霊におくられて里山を後にした。
 

prose-耳元ブン

2011年12月3日 趣味
 眠りの浅い夜中である。
 ブ~ンと、耳障りな羽音がした。「ん・・・」と重たい瞼を少し開けて、半眼で様子を窺っていると羽音が接近した。ころはよし、手を伸ばしてスタンドを点燈すると得体としれた「残り蚊」が一翅光りの中をかすめた。
「こんちくしょう}
 起き上がって室内燈をつけ「蚊」を追う。
 両手でパチンと捉えたときは、小躍りしたくなる。
 邪魔を退治し寒さ対策の重ね布団でぐっすり眠るのである。
 夏と冬が、同時にふりかかる夜だ。

 東電が福島原発事故について中間報告を公表した。
 内容が分からないのでなんともいえないが、「対策処置よくやった」と自己を評価していたらもっての外、その感想を専門家の発言を聴くと核心を相変わらず秘匿したものであるらしい。
 従業員に聞き取り調査した委員会は社内メンバー編成のこと、さもありなん。
 これも耳元ブンだ。
 
 12月1日

 友人に誘われて外出
 県東部の丘陵住宅地にある「ふれあい公園」
 丘陵の地形をいかした起伏のある公園
 
 友人は年上だが健康そのもの
 遅々としたピッチは跳ぶような歩幅についていけない
 それこそウサギとカメの競歩
 当方もまけずきらい
 えらくなったら腹式呼吸で酸素を補給しガンバルマン

 枝をゆらす寒い風に落葉が舞い
 文字通り木っ葉の径
 裸木の櫛間からみえるのは田園と
 じわじわ侵食する住宅波
 直近にはドーム形のプール
 角形の体育館はシーガルズの練習場とか
 全体を広くなわばりした自然公園
 
 こぶの上に建つ東屋で昼食
 冷たい吹き上がりの風に向かって
 残り半分のコースに挑戦した
 山あり谷あり
 今度は独りで歩きたい、と思った

 
  

prose-禅寺紅葉

2011年12月2日 趣味
11月30日

 曹源寺を訪ねる
 臨済宗妙心派の大寺
 参道の松並木はいきなり清風の境地
 突き当たりに総門
 歩くにつれて山門
 そのどん詰まりに質実壮大な本堂
 
 総門と山門
 山門と本堂
 その境内に
 鮮やかなもみじ紅葉
 くろずんだ建物空間に
 彫刻のような
 浮揚の彩り

 高祖父の信輝と父・光政の菩提を弔う
 西日本屈指の臨済宗の大寺
 元禄11年(1698)池田綱政の創建

 かえり参道の背に禅寺の風がおいかけてきた
 

 

prose-更新情報

2011年12月1日 趣味
☆おもしろシンメトリック画像 NO-253 「ムラサキ飾り」

http://sannyasou.sakura.ne.jp/

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