ギフチョウ

2007年3月19日
 今日(19日)のS新聞朝刊27面に、先日訪問して撮影させていただいた同所同氏のギフチョウが写真つきで報道されていた。
 m175さんの[私の花便り]には幼虫から餌植物のカンアオイまでの5枚組画像が掲載されている。幅広い情報が得るには貴重な画像だと思う。
[成羽]
 ギフチョウの飼育で知られておられる《風の色》加賀 博人氏を訪問して、飼育小屋に入らしてもらい撮影した。初めて見る珍蝶である。天敵の攻撃をかわす擬態の外観は、最初は頭尾の方向が分からないほどの鮮やかで精緻なもので、気温のせいかまだ動きが鈍かった。今現在7〜9頭の蝶が羽化して飛び舞うそうだ。餌となるカンアオイも小屋内に栽培されていた。蝶の寿命はわづか2週間の短さ、凝縮された美しさの生態だ。16日のNHKで報道されたそうだから見られた人も多いだろう。
 また改めて訪問させていただきたいと思う。

[布瀬]
 カタクリは特有の葉が出て硬くて幼い蕾。目的のホソバナコバイモを撮影。

[無名谷]
 ユキワリソウが盛期。さすが早いカタクリの開花を高所に散見できるがカメラの距離にはほど遠い。

[草間]
 アマナを撮影。低気温で八分咲き。

[豊永]
 キバナノアマナ。撮影対象にはあと1週間か。不思議なことにカタクリが一輪、ほぼ全開で咲いていた。

宗谷山公園

2007年3月16日
 旭川右岸からの金山道を途中右折して公園への急坂を走る。
 駐車場からの眺望は特別で岡山市街、児島湾、金甲山、常山が一望できる。寒の戻り、というのか、北風が冷たく、それでも午前中は薄日の中を探索させてもらった。

イベントわたり歩き

2007年3月10日
 [岡山空港まつり]というのがあってでかけた。だいたいこいう群集のなかに入るのは好まないのだが、[と、ある風景]の題材にでもなるかなあぐらいの気持ちでついていった。貨物倉庫の臨時駐車場からトコトコ歩く。空港建物の前にはテント屋台には直行便のある地方都市、外国物産の販売がならび、やはり食べ物が多くて買い求める蟻の行列。自販機にあるなじみの缶コーヒーが120円のところ100円。なにが特産品だと思いながら安いのと喉が渇いていたので買って飲んだ。ここでお金を使ったのは後にも先にも100円だけ。
 国際線ロビーでは沖縄、アイヌ、上海、グアム・・の人たちの舞踊、演奏がおこなわれていたので、ここに張り付き輪になって膨張した観客の後ろからピントはままよ、カメラを頭上にあげてシャッターを押し続けた。あとでモニターで確認したらほとんどボケでオシャカ。
 人酔いして退散。
 空港線脇のうどん屋さんに入る。超満員。美味いと評判のてんぷらうどんを注文してボケーと待つ。てんぷらが売り切れました、といわれて憮然。しかたがないので、うめ・・なんとかうどんを食べる。麺はさぬきでコシがあり上等。うめぼしの種を抜いたのが入れてあって、すっぱかった!日記を書いていても口腔に唾液がよみがえって湧いてきた。

 コンベックスでなにかやっているから行ってみようと、走行を強いられる。なにかやっている、というのは非常に気にくわないが、まあたまには的のない鉄砲打ちもいいか、と走る。
 なにかのなにかは、骨董市だった。
 小生はこの手のものが大嫌い。
 得体のしれない〈骨董好きな人にはごめんなさい。あくまでも審眼をもたない者の主観ですから〉ほこり、かびくさい、極彩色の渦・・・。
 休憩所で時間をつぶして早々に退散。
 やはり、自然がいい。
 
 

春の冬

2007年3月6日
 豊永も草間も吹雪だった
 アズマイチゲとユキワリソウ
 待てども過ごせどひらかぬ君よ
 身をきる風のやるせなさ
 
 

市民文化大学

2007年3月3日
[3月講座]に出席
 ー中東情勢とその行方ー
 講師:大野元裕(中東調査会上席研究員)

春の後楽園開園祭

2007年3月2日
〔島津渓山(斉宣)様お庭めぐりツアー〕に応募したところ当選して参加した。ボランティア1期生の卒業発表会イベントである。
 ハスで知れた花葉の池に面した栄唱館で元大学教授の講演を拝聴、鶴鳴館で昼食いただくなど、普段立ち入りできない館に出入りして、お雛一色に彩られた珍しい体験をした。
 ボランティアのガイドで園内を一周、梅林の下ではお花見客の賑わい、神楽舞台がしつらえられ、陽気な春の氾濫であった。
 屋外の暖かさと比べ建物内の凍てつくような寒さはどうしたものか、部屋の大きさは人の多さでも埋まらない現象をみた。
 岡山池田候と薩摩島津候との意外な結びつきの耳学には意義があった。
 花茎も大分伸びただろうと佐代谷に行ってみた。
 現地に着いたのが11時過ぎ。
 弥生3月の陽射しはて穏やかで暖か。それでも気温が上がらないのか唐傘をすぼめた状態。椎茸栽培でかどうか分からないが自生領域は例年と比べれば1/3ぐらいのまま。
 仕方が無いので車のなかで弁当を広げて休息。
 14時前になってやおらカメラをセットして橋を渡り満開の白梅の樹下に立つ。眺めているうちにガク片が開いていくのをしばし観察。ガク片の反り返りを待ったが水平の開きがピークで撮影。
 帰途は先日の歴史探訪で撮り忘れていた風景を求めて大村寺と袈裟掛集落に立ち寄る。
 いつも吉備高原から高梁市巨瀬に抜けるのに、吉備新線から県道78号線に入り、さらに正力三叉路を31号線を取って国道313号線の合流地である出口に出ていた。
 正力からやや下った山の中に、旧賀陽町の名刹大村寺があって看板を目にしてもついぞ立ち寄ることがなかった。
 何度かに一度は正力交差点を一つ上の筋を選ぶことがある。73号線の延長線で、近年拡幅工事がなされて走行が容易になった。この道に入ると右側に絵図案内が立っている。も少し進むと弓削道鏡にまつわる玄賓僧侶の説明版があって〔袈裟掛岩〕の標識を見ることができる。他に首塚という地所も見受けられた。
 これは歴史的見聞の価値は大と思いながら数年経過し先日、北房ぶり市に行く途中に再度確認して大いに探求の思いに駆られたことである。
 そこで今日は念願の思いを遂げるべく車を走らせた。
 袈裟掛の集落で土地の人達と畦道の立ち話をしていたら、郷土史家の柴村哲三氏を訪ねられるようアドバイスをしていただいた。
 こういう経緯で柴村先生をあつかましく訪問して、幸甚にも詳細なご説明をいただき、吉備人出版で出版されて自著を数冊おねだりしてあまつさえ署名をもして頂戴した。
 そして古刹大村寺まで同道案内していただき所以の説明や本堂内の貴重な襖絵をも拝観させてもらうことになった。
 
 思いがけず私にとっては貴重な一日になった。さりとてすべてを見たわけでもなく、日を改めて現地に立つことを重ねたいと思う。
 その経過、あるいは結果の画像レポートを〔おかやまルポ〕に簡易であるがまとめてみたいと考えている。
 柴村先生に改めて謝辞の言葉を記してしておきたい。
 

ウォークで博物館へ

2007年2月25日
 百間川の河川敷に駐車して旭川河川敷のランニングコースを歩いて後楽園に。
 岡山博物館の〔高松松平家の名宝展〕を大分時間をかけて鑑賞する。
 外に出ると薄暗い。外苑を廻って同じコースをたどり、車に帰り着く。私の足で17000歩をカウントしていた。
 
 高梁市佐代谷、豊永名越のユキワリイチゲ&アズマイチゲは午前中のこととて番傘をたたんでうずくまっているようだった。
 帰途再度立ち寄ることにしてあまり手の入らない自然児のセツブンソウを写し草間へ。
 美味いソバで昼食。
 セリバオウレン、ユキワリソウを撮影。
 Uターンして傘を開いたアズマイチゲを、ユキワリイチゲを撮影して帰途についた。
 ただしセツブンソウを除いて、いずれも開花初期の状態なのであと10日ぐらい経てば見応えある花絵巻を繰り広げるだろうと推察する。

入学〔?〕

2007年2月17日
 岡山市民文化大学の第17期生として出席。11月まで10回の講座。
 学生証を見せて入場。多い!シンフォニーが満席。シニア大学だからヤングはいない。知人のK女史とバッタリ。彼女は毎年学生とのこと、文化人なんだなァ。

 開校のあと内館牧子氏の90分講演。
 写真でみる限り、大柄で和服の帯をポンと叩く女傑の人だと思っていたが、どうしてどうしてスリムでスラックス姿がよくお似合い。だれかに似ておられる、そうだ!知人の二科展画伯だ。 
 
 講師は脚本家、横綱審議委員として有名。
 演題は〔学び直しのススメ〕
  
 ご自身、熟年で大学院に入り卒業したことを踏まえ、また毛利元就の成育と厳島合戦を通じて人生は前向きにとらえて学び直すことを提言された。
 
 

春風舞う

2007年2月15日
 昨日は春一番の嵐。今日も日差しのなかで強い風が舞う。
 百間川をウォーキング。
 枯れススキの波がキレイな光に映えていた。

後楽園芝焼き

2007年2月13日
 毎年恒例の芝焼き行事を見に行ってきた。
 月初めに行われる予定だったのに鯉ヘルペスが池の鯉に蔓延、園内の池をすべて干し上げて鯉を処分というアクシデントで今日に延期になったのだ。
 混雑を予想して11時に入園、開始は13時だというのに園内は人人人、絶好の場所はカメラが先取り陣地確保。雄心山はカメラの放列で異常な光景だった。
 園内の水は旭川の伏流水をくみ上げて供給されているので、取り入れ口の流れは全開しているものの、最奥の花交の池まではいきわたらず干上がった泥で哀れな姿を見せていた。
 その池の横に梅園があって、ひと時をそこで愛でながらすごす。
 芝焼き開始時には身動きができないほどの観衆。一眼レフ、コンパクトカメラ、携帯電話をゴチャゴチャにしたすべてがカメラマン。TVカメラが2台、ラジオ中継などが混雑に輪をかけてラッシュの通勤客のように動く。
 それでももぐりこみながら、離れた風景などを収めて終わりにした。
 カメラはオリンパスを使用。
 画像は[と、ある風景]に掲載。

 それでも

セツブンソウ探訪撮

2007年2月12日
 m175さんのセツブンソウ情報で美作市田殿に出かける。開花前線が早足で北へ移動している。例年の田殿なら2月下旬の開花始めなのだが今年は中旬にもう咲き並ぶ。この暖かさが数日続くと一面白い碁石を撒いたようになるにちがいない。
 参詣に来ておられた地元の婦人も早い開花に驚いていた。
 類は類を呼んでカメラマンが入れ替わり立ち代りで間がない。
 今年は少し変化のある画像にしたいと思って時間かけて撮ってみたが、モニターで確認したら大して変わらない。要学習也。
 駐車場でぽかぽか陽気の車中で結びで昼食。山合に広がる田園にはもう春耕の人が見える。
 帰途、赤磐市吉井の城山に登ってで休憩。
 さらに竜天天文台を経て岡山市なりたての建部の自生地に立ち寄る。ここも想像通り開花していた。他にだれも来ていないのでゆっくりカメラを構えた。
 ワンポイントは、ここには八重のセツブンソウがある。硬貨をひらう姿勢で横歩きして探すと、やはり例年と同じ場所に咲いていた。

宗谷山公園

2007年2月8日
 片岡氏の案内で宗谷山に行った。旭川は中原橋の背後にある山であって拙宅の近くなのに今まで知らなかった。
 金山へ往く途上、右側を見ていると看板が出ているので進入路の見間違いはない。
 造園家の井上氏が、道路を含めてすべてを開拓し無料公開されている公園は、山の斜面に多様な樹木を栽培し手をかけておられる。訪問したときも並び植えられたクロマツの剪定に汗をかいておられた。少し園内を歩き廻らしてもらった。造園家らしく日本庭園の一画と、造園業に使われる育栽の一画、そして周囲は自然林に取り囲まれた環境であった。
 駐車場からは白い帯にて曲流する旭川の下流に岡山市街が眺望できるし、北側にある巨石に上がれば金山連山の稜線が迫った。 野菜持込でバーベキューが提供できるということだから、桜の花の下、花見食事は最高だろう。
 
 事務所で井上氏との談話にしばらく時を過ごす。人なつこく好々爺の印象だった。
 園周囲の山野草を見つけるためにたびたび訪問させていただくことを了承してもらい下山した。
 
 《詳細はホーム下段の案内を参照》
 

うららかな吉備路

2007年2月6日
 春たけなわではないかと思うほど、日中の暖かさは嬉しい反面、地球のありかたについて不安な気持ちをも抱かせる。
 しかしあたたかいことは、たちまちのうちにはありがたい。
[おかやまルポ]の取材(?)に、友人と吉備路に赴く。
 岡山市と倉敷市と総社市が入り組んだような地点に古墳跡群が滅多矢鱈と分布している。構築された時期は大方5〜6世紀にまたがるものが多く、大和朝廷と覇を競うほどの郷を成した吉備王国の残照ともいえる。
 詳細は後日、[おかやまルポ]に書いて画像を貼り付けるつもりだ。
 訪ね歩いた古墳遺跡は、王墓古墳群ー盾築古墳ー鯉食神社ー造山古墳ーこうもり塚ー備中国分尼寺跡ー備中国分寺ー井山宝福寺。
 専ら撮影したのは鯉食神社までで、あとはぶらぶら散策を楽しんだ。もう十数年前になるが岡山大学考古学の学生の人たちの案内で古墳巡りをしたことを思い出した。
 
 

早春賦

2007年2月4日
 真庭市になって初めての〔北房ぶり市]である。出かけてみて案の定、例年を上回る人手だ。おらが市のイベント、とでも認知したのだろうか、広域市内から押し寄せ雑踏ぶりだった。支庁舎周辺の駐車場は満杯で、誘導者のまま路地をくねくね走りここへ駐車してjください、と指示されたのは高速道のガードをくくぐって延々と続く片側駐車の最後尾。イベント会場をはるかにしたところである。
 これで、諦めた。
 このまま豊永に走り、セツブンソウの2輪3輪と咲くのを訪問して新見市内の御殿町センター、[入り船]でうどん昼食。
 高梁市布寄に狙いを定めて走ると小春日和の温かさは着衣を一枚脱ぐほどの陽気になった。
 布寄の八幡様前のセツブンソウは白ゴマの蕾から開花の状況を確認した。この先一週間で爛漫になるだろうと思う。

雪が恋しくて

2007年2月2日
少年期は県北で育ち、一冬に何度か降雪のなかで遊んだもので、雪が舞うと嬉しくなる気持ちが最近でてきた。
岡山市内にいてはのぞむべくもなく、北の県境にいかなくてはみられない。
津山ー院庄ー奥津ー恩原高原を走る。奥津湖のトンネルっを越えると、そこは岡山の雪国である。
色彩のない県境の町に遊んだ。

寒風古窯跡群の探訪

2007年1月28日
瀬戸内市牛窓の寒風古窯跡群に初めていってきた。
・・・詳細:[おかやまルポ]1/29.30日・・・

オリーブ園に立ち寄りハングライダーを写したかったが、あいにく南寄りの風で飛べないとのことだった。

< 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 >

 
SU

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