旧北房ー山野草展

2006年10月14日
爽やかな秋日和が続いてなによりの快さ。一年で一番いい季節。
吉備新線を走って車内に舞い込む風を吸うだけで満足できる。
吉備高原のポイントに入り込み、カシワハグマ、コウヤボウキを写す。
そして北房支局の山野草展の会場へお邪魔した。
毎年春秋の2回開催されておられ、愛好家の皆さんが手塩にかけた作品を展示されておられる。山野草の盆栽仕立てにそれぞれの副物を組み合わせ自然観を凝縮していた。
写真を撮り歩きしても、植栽して芸術的に育てていくのは門外漢だからただただ感嘆のほかにない。お聞きすると、各地に同好グループがあって各グループとの交流活動も旺盛の様子。会場は熱気に溢れていた。
懐かしい知人友人ともお茶をいだきながら談笑。
それからさらに真庭市上まで走り心残りだった花を撮影して帰岡した。

10月9日の日記

2006年10月9日
ハギ、キキョウ、クズ、ナデシコ、ススキ、オミナエシ、フジバカマ・・・秋の七草。
今日は天気に誘われて自然保護センターにいき、クズをのぞいてあとはすべて見てきた。
ナンバンキセルを求めてススキの根元をガサガサ探したが、未だ見つからなかった。野草園のミズアオイ、湿地のサワギキョウは今が満開。腹八分の満足度で帰宅。
夜、屋外に出てみると大きな真ん丸いお月様。
いい一日だったなあ。

と、TVニュースを見て驚いた。〔北朝鮮の地下核実験〕。

成政北アルプス超え

2006年10月5日
終日秋雨の雨音が絶えぬ。終日屋外不出。もっぱらパソコン相手、飽きると読書。
遠藤和子著〔佐々成政〕という本に没頭。小説ではなく人物の考証本である。成政は戦国武将である。信長の側近で頭角を現わし上杉牽制の鼎として越中を与えられていたが、本能寺以後、無二の盟友であった前田利家と敵対、幾度か戦った。後日、秀吉の怒りを買い九州へ移封、失政して切腹させられた。猛将で謀将、普遍的知識としては稀代の悪名が定着している大名である。考証は、実は佐々成政という人物は、智将で名将であるということを実証していく。戦国時代を生き抜き台頭していく人間が凡人であるわけがなく、その時代の流れる環境の因れる縦糸横糸にからんで、負組に与されたのである。どこかの首相が言っていた。〔勝組と負組は当然〕と。ところが成政には〔再チャレンジ〕の機会は与えられなかった。
詳細は本を読んでいただくとして、面白いのは浜松の徳川家康に支援を仰ぐのに、越中から信濃へ抜ける手段として1月に立山連峰を越えたときの考証である。今の立山黒部アルペンルートとほぼ同じである。これは驚異と賞賛のほかにない。
まして冬山の現象と対処の記述は、あるていど知っているだけに興味を超えるものがあった。

爽やか探訪撮

2006年10月3日
西粟倉タルガ峰、若杉原生林に。

どこまでも澄んだ空

2006年9月25日
台風の影響が去った日々。
空が蒼く一刷の雲がうんと高くなった。
早朝の大気は市内でも冷やっこい状況になった。
久しぶりに探訪撮に行く。
真庭から新見、そして新庄の北房〜川上線を走る。
北房のロケーションのいい場所の彼岸花はまだ早い。この花の開花は、特に今年は温度差がありそう。
秋の草花は盛期の緒についていてふんだんに多くの種類をみることができた。
これからが本番だろう。

トラブル終止符

2006年9月20日
今日で画像リンクが整備完成。長い時間がかかったがこれで肩の力がぬけたような気がする。
丸3日通信不能、ついに立ち上げ不能が続く。
要因把握できず、ついに我慢がオーバーヒート。プッツンときれた。
熱くなったので修復を放棄して足守から吉備高原をドライブ。
心頭冷却すれば気持ちも涼し、の心境で。

帰宅後寝もやらず腕まくりしたハードディスクをひっくり返して修復作業。17日深夜2痔、やっと修復完成。

一杯飲んで熟睡の支度。
やれやれ。
〔頭休め〕などといったら、なにに頭を使ってるのかと、訊かれそうだ。レスラーではないから頭突きなどはしない。じゃあ脳みそを使っているのか?って,訊かれたら、どうしょう。高度の発展的な分野に頭脳を駆使しているんだ、といえたら格好いいなア。
 後進的とは言いたくはないが、さして高度とは断じてありえない自分の程度の低さを高めるためにHPの新企画〔山野草事典〕作成で試行錯誤ならまだいい、もともと無い知識と脳みそを雑巾のように絞り込んで失敗・錯綜を累々積んで、疲れた〜のである。
 近くの百?川の河川敷をぶらぶら歩いた。
 黄色い花弁のヒレタゴボウが、ニガナがよく目立つ。家の周りの田圃や畦道にヒレタゴボウは、ことのほか今年は繁盛している。外来種なのであまり増殖すると生態系を壊す植物などといわれはしないか。花弁は写真に撮るととてもシャープだ。
 名前の分からない小さな花が数種咲いていた。
 かがんで観察していると、
「なんの雑草ですか?」と犬を連れた人が聞く。ある尊い人は〔雑草という草はない]と仰ったそうだが、そこまで大鉈を振るう気はないが、可憐な小花にもちゃんと名前があるはずだ。
 近日山野草辞書とカメラを持ってくるつもり。
 
 HP〔http:www.bbweb-arena.com/users/sanyasou/r_001.htm〕

にも来訪お待ちしております。
早朝からの雨は久しぶりだ。一雨ごとに秋の気配は濃厚になっていくだろう。午後から外出の予定だが、うっとうしい。
悪戦苦闘中のHPだが、ここいらで修正の止めをして本来の探訪撮の更新に精をだすつもり。
?〔探訪撮事典〕事典をてがけてアウトラインを試行錯誤して公開したときに狂いがでないように、一応できて、単体画像を整理ディスクに取り込み、リンクさせてこれでよし、と思ったものの結果は惨憺たるもの。解消もは今後相当の時間を要する。

?山野は夏の花と秋の花との端境期。新見県境の深山をドライブして探訪撮。夏花の衰えと秋花の幼さが入り混じり混沌とした様子。これからは日々秋花の定着がみられるだろう。貴重な一時期の移り変わりは毎年の天候加減で面白いズレをみることができる。

河川敷の怪

2006年8月17日
ひながパソコンに集中するときに、体を動かしたくなると近くの百間川の河川敷をウォーキングすることにしている。
長年のうちに河川敷から見られる風景や橋梁の有様は随分変貌した。
古代遺跡の発掘も数多く行われ、熊沢蕃山等の謂れもからんだ歴史を残す川である。
地道の遊歩道を小一時間かけて歩くとサウナそこのけの汗が流れる。大急ぎで帰宅してシャワーを浴びると体がスッキリして軽くなるのだ。
真夏に河川敷を歩いて、毎年奇怪な現象に出会うことがある。ミミズの夥しい暑死のありさまだ。ミミズというと湿り気のある土中の生き物の観念があるが、両側の叢からわざわざフライパンのような焼土に這い出てこんな状態になるのは何故なのだろうか。
機会があれば、よく調べてみたい。

http://www.bbweb-arena.com/users/sanyasou/r_001.htm

田舎の観光地

2006年8月11日
一服したくてポケットを探ったがあいにくライターを忘れた、というより節煙実行中なので持ってきていなかった。必ずではないが食後の一服には我慢ができないときがある。
山の上の観光地は犬猫すら軒下を歩かない油照り。ベンガラ格子がひときわ映えていた。
一軒の雑貨店に入りライターを求めると、小母さんはライターはないがマッチならあるという。それで十分と答えると、奥に引っ込み探しておられたが、〔ないわ〕・・・。
しかたがない、向かいに土産物店に向かった。
店番がおられない。何度か声を掛ける。
すると、さっきの雑貨店の小母さんが向かいから歩いてこられた。
〔へぇ、一緒ですか〕
〔(経営は)同じです〕
〔それじゃあ、ねえわなあ〕
〔ないですな〕

表にでてあらためて雑貨店の看板をみた。[たばこ]と書かれてある。
うがった見方をすれば、これも禁煙のねじれた波であるかもしれない。

イワタバコ再挑戦

2006年8月10日
豊永にてヒオウギ、無明谷・成羽にてイワタバコの探訪撮決行。
成羽では先行者の狼藉痕を発見。無残!残念至極。貴重な山野草をなぜちぎり引き抜くのだろうか。暗澹たる思いがする。

立秋

2006年8月9日コメント (5)
暦の上ではともかく、日暮しに秋の自覚はまだ遠い。いつもならバスで出かける市内に、今日は車にした。
公園ではジャワジャワと蝉が鳴き、油照りを予告している。

天神山文化プラザに行く。山崎氏が所属されている〔玉龍会〕の展示会初日だ。書、絵画、写真などを含めた創造的、個性的作品というのが会の主旨。それだけに会にありがちな規制、枠、指導などを覚えない作品である。
冷房の効いた展示室で山崎氏と長時間談笑して有効に過ごす。
喫茶設備のないのがこの施設の難点。

そのあと、後楽園に徒歩で赴く。
幻想庭園の催事で藤澤氏が剣舞を演じるられるというので、陽がまだ高い内に園内に入る。梅林近くに特設舞台があり、幻想どころか白日炎暑下で舞台の幕が上がった。藤澤氏は幕裏の藤棚の日陰で、支度せぬまにラッキョのような汗を掻いていた。
観客のかぶりつきでカメラを構えて待っているのは私一人。芝生の上も炎暑。しかし開演になればさすがぞろぞろと湧くように観客が集まりだした。藤澤氏の出番。舞台に上がれば別人。ピシッと剣舞の粋を決める。
終わるとオオラッキョの汗。
まことにもってお疲れさまでした。

それにしても幻想庭園の催事だから陽が落ちてからの涼風舞台を期待していたのだが。
?高梁成羽・・一部早咲きのイワタバコをキャッチ。大方はこれ から。フシグロセンノウの小群落あり、この咲き方は珍しい。
?新見無明谷・・これから。
?新見高尾谷・・カリガネソウ一部早咲きキャッチ。

猛暑突入

2006年8月1日
気象庁は30日に梅雨明けたような、と例によって例の宣言をしたと報道。
朝からかっかっと猛炎の太陽。
所用で岡山市内を歩いてラッキョのような汗。汗をかく方が新陳代謝にいいといっても、ちょっとキツイ。表町から代々木ゼミ南隣りの〔好日山荘〕まで往復。途中西川公園のベンチで休憩。新岡山ビルの地下喫茶で涼んでみても地上にでて歩くと同じこと。
山より輻射熱がある分街は暑い。まるでフライパンの上のようだった。

伊吹山

2006年7月28日
昨日は阪急交通社のバスツアーに参加して夏の伊吹山へ。朝7時10分出発、22時帰岡、伊吹山での自由時間4時間30分、料金3980円という企画内容に飛びついた。2台のバスは満員。どん尻に申し込んで2台目の最後部に滑り込みセーフ。
あとは、心変わりの激しい伊吹山頂の天候と花の開花状況。
ところが山頂はよすぎる天気、時に琵琶湖から吹き上がる風の心地よさ。お花畑は爛漫、ここ1週間で一斉に咲きそろった由。
表町の人出どころではない、山野草観賞ツアーのグループが蟻の行列のように登山道に詰まり、当方は撮影がらみだから追い越され時に追い越し、西からの登山道は山頂までに相当のエネルギーを費やした。こんな環境で三脚を使う人がいる、とそこで流れが停止して蛇が蛙を呑んだ状態になる。三脚を使いたい気持ちは十分に分かるが登山道ではダメだ。おおいに迷惑をかけ、迷惑を迷惑としない振舞いにはあきれる。
たっぷり4時間歩き廻って1260メートルの駐車場に戻った。
新しいことをやろうと操作というかいじくっていたら大トラブルを誘引してしまった。で、たった今一応元に戻った。ただし、フアイルが先祖がえりして更新が消失して〔ホクボウの郷〕が最新になった。もう元に戻す気力がない。先回で懲りていたのについ又やってしまった。それでも、なにかが知識としてのこった。

炎暑日

2006年7月14日
夏は暑いのが通り相場だが、それでも口をついてでるのが「暑い!」の言葉。
岡山市内のクレドビルにあるY歯科に定期健診に行くも、天満屋経由で歩くだけで汗が噴く。歯茎は薄ピンクで輝き申し分ないが一箇所虫歯の兆候がみつかった。
紀伊国屋で本を購入しSウドンでザルを食べる。久しぶりに勤務時代のコースをたどった。外は燃え立つ陽気。風景が白っぽく映るほど。駅前まで歩くつもりだったが断念。天満屋で体を冷やしてバスに乗った。これからはハンカチではなくタオルが要るようだ。
 

真庭市北部放浪

2006年7月12日
ちょうど山野草は端境期。でも撮影収穫多。
?富西・・ホタルブクロ(終期)、カワラナデシコ(盛期)、アキノタムソウ(もう!)、オカトラノオ(豪勢)、イタドリ(意外と立派)
チダケサシ(盛期)
?植杉渓谷・・カラスウリ(盛期)、オオバミゾホウズキ(群落盛期)、ウナギツカミ(可愛い)、コムラサキ(盛期)、ヤマアジサイ(青)、トモエソウ(上乗渓谷)
?津黒高原・・ヤマアジサイ(白)、クサレダマ、コウホネ、バイカモ。
雨にも会わず快適。

< 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 >

 
SU

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索