琵琶河畔の北陸道を走っていると東側に秀峰があらわれる、1377メートルの伊吹山だ。いわゆる、頭部と西部の山野草が境界していて自生のはなやかさを観賞できる山であるし、ひいては薬草も有名である。深田久弥の「日本百名山」伊吹山の項には興味ある文述があるので引用したい、
 「永禄年中織田信長が南蛮人に命じて海外の薬草をもたらせ、この山に方五十町の薬園ををつくったので、特有植物で有名になり、その後多くの本草学者に貴重な研究の場を与えた。・・・」
 はたして信長は薬草を応用したのか、応用したとするならばどんな薬草をいかように使用したのかはさだかはでないのが残念。戦国時代の武将では、自分で採集して乾燥させたもの盛んに応用していたのはむしろ徳川家康といわれている。

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