prose-チュウの道

2013年11月22日 趣味
 チュウとは焼酎のこと、子供のころ田舎の萬屋ではだるま焼酎で顔を赤くした大人をよくみた覚えがある。日本酒と比較してあまり評価されていなかったのに現代では炭酸でわったチュウハイが一大ブームになって興り、質と種類が改善されてから店頭では堂々とならべられている。
 いっとき安すぎるということで国税庁が増税して値上げの憂目にあったが、おっとどっこい焼酎は健在で他の酒より安価もあって嗜好度は肩をならべるようになった。
 ただダルマボトルを買い求めレジにつらなっているとだれかれなしの好奇のまなざしを感じ、大酒飲み奴、などと思われているように自覚する。
 芋より麦のほうが癖がなくて良、塩コンブを入れると旨味がくわわり湯割り一杯を肴なしで楽しむことができる。
 なにより体によいらしく診察のDrにあまり酒を飲むなという指導に、なに湯割り一杯ですから心配ありませんなどと弁明すると、
「自己判断するな、医者はオレだ」
「ショウチュウはいいんでしょう?」
「ばかもん、なんであろうとアルコールはアルコールだ、勝手なレールを敷くな」
「先生も晩酌やるんでしょ」
「まあな・・・」
 握手しましょうよ。


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