prose-出雲路

2013年10月13日 趣味
 伯耆大山から蒜山三山の山なみは笠雲をいだいて絶景がみられなかった。
 錦秋の趣には緒についたばかり未だ濃い緑が裾野を覆っていた。
 堺港の海鮮市場で買い物をしない私はゲゲのキタロウやネズミ小僧のモニュメントの撮影であそび試食のお菓子をちょっと摘まみ車にかえった。
 新しい発見は境港から中海、大根島を抜け宍道湖の沿道を走って高速道につながる道路で、いつのまにこんな道が施設されたのか、釣りで駆けまわった頃とさまがわりした風景におどろいた。というより浦島太郎の気分になった。
 出雲大社に入る90度に右折する左手道路わきに赤く塗られ寸足らずの3本の柱があり、大社本殿横の地中から発見された古代本殿のものをモニュメントにしたという。古の神殿技術の一端がしのばれる。
 平成の大遷宮といわれている。
 境内の施設どこへいっても人の混雑、現地ガイドのはたふりにぞろぞろついていくのだが説明が耳にとどかない、波におされて祈祷をうけ巫女の神楽を見、本殿に昇段、歴史的に興味があっても神仏への信心にうすいので美味い出雲そばをくいたくていつもの店にかけつけるもののタイムアウト、蕎麦の匂いに枯渇感をのこすことになった。
 歴史検証には此処一点の企画でないと、やはり駄目である。
 
 

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