夜半屋根や庇をたたく雨音で目がさめた、はげしい雨はながくつづ
かなかったようだが、梅雨特有のしとしとの雨足はおちる気配はなく
窓下の紫陽花だけはよろこびあふれて咲いていた。
 園舎から車までは露天なので大人用の雨傘をもたせられた孫は身の
丈すっぽり傘の下にかくれ上からの目線ではまるで大きな昆虫が這っ
ているようだ。
 「大丈夫か」といううと、
 「大丈夫・・」と返ってくる。あぶなかしく左右にゆれる。
 黄色い長靴をはかせてもらっているのでわざと溜りを歩きたいのだ。

 太平洋の台風4号の高気圧と北側の梅雨前線のせめぎあいで細長い
列島のうえに気圧の谷がどっかり居座り雨を降らしている。明日、台
風は温帯低気圧に変り洋上を東に移り代って梅雨前線が南下するため
雨量はやすまらず憂慮、明後日には曇天になるようだ。
 どうやら作物の渇きを潤した状況であっても県内や全国に被害被災
をももたらした。自然は調整機能をこわしつつある。

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