prose-みどりの雄叫びのなかで
2013年5月24日 趣味 若緑のふわふわした柔かさから剛毛に似た力強さに進んだ濃緑の息には圧倒される。どの草も木もごわごわと盛り上がり波うっている。
傾斜道を20歩ほど歩いては一息つき馴れれば50歩ほどに延びて上へうへとうつり、ロックガーデンに日よけされて咲いているヒマラヤケシにたどりついた。青い花に白い花が混じる、すでに花弁を散らし早や針坊主のもの咲けし衰えようとやつれているものはたまた未だ蕾のもの、不穏な天候にふりまわされて様々な態をみせている。暑い日が3日続けば花の寿命は尽きるといわれる高山植物だそうだ。
園内では此処がもっとも温度があがらないところだそうだが、いかんせん、樹木が繁る濃緑の咆哮にはうなだれていた。さぞや温室ならぬ冷室が恋しかろうに。
傾斜道を20歩ほど歩いては一息つき馴れれば50歩ほどに延びて上へうへとうつり、ロックガーデンに日よけされて咲いているヒマラヤケシにたどりついた。青い花に白い花が混じる、すでに花弁を散らし早や針坊主のもの咲けし衰えようとやつれているものはたまた未だ蕾のもの、不穏な天候にふりまわされて様々な態をみせている。暑い日が3日続けば花の寿命は尽きるといわれる高山植物だそうだ。
園内では此処がもっとも温度があがらないところだそうだが、いかんせん、樹木が繁る濃緑の咆哮にはうなだれていた。さぞや温室ならぬ冷室が恋しかろうに。
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