prose-厨房

2012年11月18日 趣味
「男子厨房に入らず」の由来は、中国の『孟子』にある、「君子、庖厨を遠ざくる也」が所以。
 
 このところ日ながらパソコンと遊んでいるので留守番が多い。
 したがって手前の口を癒すのに手前で賄うことがちょくちょくある。
 友人に板前心得がいるのでなにかと総采の「かんどころ」を教わっている。
 ぎょうざの上手い焼き方を教わり「近いうち」に腕をふおうと構えている。
 今日は近所で活きハゼの大きいのをいただいたので舌なめずりしながら厨房に入る。
 鱗とワタを取り、味醂に醤油を合わし生姜をちらしたた味で煮詰めた。
 男の料理だ。
 シンプルで小魚のまんくうの味を味わいたい。
 空間にいい香りがたつ。
 火をとめて直ぐ食してもいいが、「美味い!」と思うのには一晩おいて味を十分沁みこませるほうが我流食通の掟、あつあつのご飯によく合う。
 
 孟子の言葉に添うていては美味いものが食べれない。
 

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