prose-落日の水鏡
2012年10月26日 趣味
ミミズが一匹遊歩道を這っている。
ドバミミズといわれる大きなもので上半身(?)を伸ばし、ついで下半身を引き寄せるまどろっこしい動きで前に進むのである。この生物は目がない、音だろうか、嗅覚だろうか、はてさて触覚だろうか、よくわからないがいずれにしても器官をはたらかして進行方向を目指しているのだ。
不思議なことに、灼熱の夏この遊歩道には一方の叢から這い出て反対の草地に向う行動をおこなうのが定番で、30㌢の間隔をおかない珍道中がみられる。歩兵の匍匐前進に似ている。卵を割って置けば卵焼きにもなるほど過熱の小石をうねって進むのだから尋常ではない。なぜ?、、生体がよくわからない。
シーズンOFFの10月に迷いミミズの出現である。
落日が早い、釣瓶おとしの陽が水面に飲み込まれる直前。
人も犬もミミズも紅く燃える。
ドバミミズといわれる大きなもので上半身(?)を伸ばし、ついで下半身を引き寄せるまどろっこしい動きで前に進むのである。この生物は目がない、音だろうか、嗅覚だろうか、はてさて触覚だろうか、よくわからないがいずれにしても器官をはたらかして進行方向を目指しているのだ。
不思議なことに、灼熱の夏この遊歩道には一方の叢から這い出て反対の草地に向う行動をおこなうのが定番で、30㌢の間隔をおかない珍道中がみられる。歩兵の匍匐前進に似ている。卵を割って置けば卵焼きにもなるほど過熱の小石をうねって進むのだから尋常ではない。なぜ?、、生体がよくわからない。
シーズンOFFの10月に迷いミミズの出現である。
落日が早い、釣瓶おとしの陽が水面に飲み込まれる直前。
人も犬もミミズも紅く燃える。
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