prose-在所探訪2

2012年10月6日 趣味
 歩き回るのにはほどよい天気がつづく。
 鞄と冊子を手にポコポコと歩くのである。
 
 在所史跡の探訪といっても江戸時代のものはそんなに多くはないし総体的に底が浅いような気がする。大川(旭川)以西とくらべて東側は重要視されづに歴史を重ねた形跡で、やはり平安末期~応仁の乱終末期に因んだ風習文化ものが深耕している。守護地頭制度が瓦解して力ある地豪が台頭し過激な覇権あらそいで干戈を交えた戦場だったこの地は、土着した文化物が歴史をこえて今に残っている。
その一つが首塚だろう。
 宇喜田と三村の激闘を物語っている。
 旧い家並みの片隅にそれらは後世の手で石碑とか地蔵になって祀られていた。

 車で近くまでいけば楽にちがいないのだが、土地勘のない路地などの細道を探しながらたどるには二本足が一番、不親切な古地図をみながらではなおさらだ。
 

 
  

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