吉備路を歩く。
ほぼ平面的に肥沃な田畑がひろがり若穂に秋風がながれている。
澄んだ空気に里山の緑が塔の甍へ羽のようについていた。
此処其処に瘤に似ている丘は、ほとんどが古墳で吉備王国の史跡に緒をつないでいる。
遠景に五重塔をみながら用水の畦を歩くが、刈取りをひかえて草刈を終えたばかりの堤は文字通り坊主頭で秋の陽を浴びていた。目的の野草も哀れにも姿かたちを見当たらなかったが、それでもよくしたもの、直接田に干渉しない部署にはふんだんに存在して小さな花を咲かせていた。
ほぼ平面的に肥沃な田畑がひろがり若穂に秋風がながれている。
澄んだ空気に里山の緑が塔の甍へ羽のようについていた。
此処其処に瘤に似ている丘は、ほとんどが古墳で吉備王国の史跡に緒をつないでいる。
遠景に五重塔をみながら用水の畦を歩くが、刈取りをひかえて草刈を終えたばかりの堤は文字通り坊主頭で秋の陽を浴びていた。目的の野草も哀れにも姿かたちを見当たらなかったが、それでもよくしたもの、直接田に干渉しない部署にはふんだんに存在して小さな花を咲かせていた。
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