prose-ひまわり&五重塔
2012年7月17日 趣味 今が見ごろだよ、と通信いただき梅雨明けで陽炎がたつなか、おっとり刀で吉備路の国分寺にかけつけた。緑陰濃くなった国分寺の森をかすめてもっとも東側にあるひまわり畑に廻る。いい按配に大輪が咲きそろい平山郁夫画伯がスケッチしたという記念碑のある処、いつの間にか新しいトイレや休憩できる東屋ができていて折から老齢ご夫婦がカメラの撮影準備されていた。
畦を伝いいつもと違うアングルで数枚撮りおえ、東屋の日陰に憩う。
老齢ご夫婦の主人はトイレ脇にカメラを三脚で据え飽くことなくシャッターを押しておられるし、夫人は椅子に座りあらぬ方向を眺めていらっしゃる。
「ご主人は熱心に、カメラ好きなんですな」
「ええ、あと1~2年でしょうから」といってファインダー覗いているダンナを見返り、
「好きなようにさせています」と達観された言葉。
「奥さんもカメラをやられたらどうですか、夫婦で撮影旅行もいいんじゃあないですか」
「私は、他に好きなことはいっぱいあります」と片頬で笑う。
「私の知人で、奥さんは撮影道楽で主人はいつも奥さんのあとからカメラ付属品が詰まったキャリーバックを引いてお供をしていますよ」
「アハハ・・」と笑われたことである。
畦を伝いいつもと違うアングルで数枚撮りおえ、東屋の日陰に憩う。
老齢ご夫婦の主人はトイレ脇にカメラを三脚で据え飽くことなくシャッターを押しておられるし、夫人は椅子に座りあらぬ方向を眺めていらっしゃる。
「ご主人は熱心に、カメラ好きなんですな」
「ええ、あと1~2年でしょうから」といってファインダー覗いているダンナを見返り、
「好きなようにさせています」と達観された言葉。
「奥さんもカメラをやられたらどうですか、夫婦で撮影旅行もいいんじゃあないですか」
「私は、他に好きなことはいっぱいあります」と片頬で笑う。
「私の知人で、奥さんは撮影道楽で主人はいつも奥さんのあとからカメラ付属品が詰まったキャリーバックを引いてお供をしていますよ」
「アハハ・・」と笑われたことである。
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