prose-ダイヤはダイヤでも
2012年7月4日 趣味 新幹線のぞみに乗車、文庫本を読んでいるうちに広島のホームにすべりこんだ。
物語が佳境に入っていよいよ面白くなったころに、着いてしまった。遠地とおもっていた広島も近場になってしまった。
広島駅の在来線はごったがえしていて、えらい雑踏だなと感心していたら構内アナウンスで事情がのみこめた。平清盛ブームかとおもいきや、ときならぬ大雨の影響でダイヤが麻痺していたのだ。
時刻通り発着していなくて、振り回される乗客の渦。今回利用する呉線は特に激しいようだ。
電光掲示板の誘導によって停車している箱に乗って人いきれに酔っていると、30分近く超過しても動かない、するとアナウンスで隣接ホームの電車が先に発車するという、舌打ちする人波が外へでて階段をかけあがる、おおかた空っぽになった車内シートに大名気分で座る、あっちが先に出るということはこっちは後から出るだけだと思い込んだのが間違い、まてどくらせど大あぐらをかいたように動かないのだ。
こんどは悠長な心持なんかふっとんだ、広島駅の運行はどうなっているんだ、なのに大雨のせいだとか暫くおまちくださいとかお座なりのアナウンスばっかりで神経が苛立つ、同じ大雨ならあっちが走れてこっちはなぜ走れないのだ、この箱は待合室かあ、などとうそぶいていると、また隣接ホームに入った電車のほうが先に発車するというのだ、せつかれて階段を昇り、隣接ホームの半分ぐらい降りたところでその電車は発車した・・・、後に煙もなにも残さない、疲労のみおそってきた・・・。
物語が佳境に入っていよいよ面白くなったころに、着いてしまった。遠地とおもっていた広島も近場になってしまった。
広島駅の在来線はごったがえしていて、えらい雑踏だなと感心していたら構内アナウンスで事情がのみこめた。平清盛ブームかとおもいきや、ときならぬ大雨の影響でダイヤが麻痺していたのだ。
時刻通り発着していなくて、振り回される乗客の渦。今回利用する呉線は特に激しいようだ。
電光掲示板の誘導によって停車している箱に乗って人いきれに酔っていると、30分近く超過しても動かない、するとアナウンスで隣接ホームの電車が先に発車するという、舌打ちする人波が外へでて階段をかけあがる、おおかた空っぽになった車内シートに大名気分で座る、あっちが先に出るということはこっちは後から出るだけだと思い込んだのが間違い、まてどくらせど大あぐらをかいたように動かないのだ。
こんどは悠長な心持なんかふっとんだ、広島駅の運行はどうなっているんだ、なのに大雨のせいだとか暫くおまちくださいとかお座なりのアナウンスばっかりで神経が苛立つ、同じ大雨ならあっちが走れてこっちはなぜ走れないのだ、この箱は待合室かあ、などとうそぶいていると、また隣接ホームに入った電車のほうが先に発車するというのだ、せつかれて階段を昇り、隣接ホームの半分ぐらい降りたところでその電車は発車した・・・、後に煙もなにも残さない、疲労のみおそってきた・・・。
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