繁殖にかけては帰化植物に勢いがあり日本古来種はおされ勝ちである。明治以来の貿易開放で穀物、肥料、牧草、材木などが陸揚げされる港、運搬される鉄道沿線に付着物として蒔かれ、次第に内陸部に浸透していっている。特に河川敷においてはわが者顔で繁生している。和生よりはるかに強い遺伝子を備えて入れ替わっているように思う。
 このまま推移すれば外来種に席捲されてしまう、と懸念されるが一概にそうはならない説がある。
 一時期沿線に猛烈な勢いではびこったセイタカアワダチソウは、いまや往時の面影はない、青息吐息でかろうじて残存しているではないか。
 よく分からないが個性の遺伝子が土壌適合の限界にあたった、ようである。

コメント

SU

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索