prose-ざわざわ
2012年5月17日 趣味5月16日 河川敷で本を読みながらの描写
名の分からない大木が空を突いて巨体を揺らしている
繁った葉をはおった樹勢は葉裏の白さを見せて遊んでいる
よく見ていると三つの細胞にわかれて生きているようだ
一番上の部分は大きく前後左右に踊り
真ん中部分はゆったりのたって動き
基幹はわずかながら左右にかしいでいる
尖端にいくほど風にあおられて悲鳴さながら狂い
中ほどはその動きを掌にのせて動き
幹基はたわみを巧みに吸収して
あわてず騒がず安定と伸張を支えている
今の政治、金融、経済は根っこから大きく揺らぎ
いつ倒壊するのかまことに危なかしいかぎりだ
名の分からない大木が空を突いて巨体を揺らしている
繁った葉をはおった樹勢は葉裏の白さを見せて遊んでいる
よく見ていると三つの細胞にわかれて生きているようだ
一番上の部分は大きく前後左右に踊り
真ん中部分はゆったりのたって動き
基幹はわずかながら左右にかしいでいる
尖端にいくほど風にあおられて悲鳴さながら狂い
中ほどはその動きを掌にのせて動き
幹基はたわみを巧みに吸収して
あわてず騒がず安定と伸張を支えている
今の政治、金融、経済は根っこから大きく揺らぎ
いつ倒壊するのかまことに危なかしいかぎりだ
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