旭川中流域に八幡温泉がある。転勤でふるさと還りしたときに教えられて入ったきりで随分疎遠になっていた。近辺は山野草の多いところで年何遍も出入りし馴染みの里山風景である。
福渡の街に入る手前の橋を右岸にわたり直ぐ右折すればサン・タケベという湯館がある、あまり広くない湯舟に浸かっていると、轟音をひびかせて津山線の電車がのぞきこむように通過したのでびっくらこいた記憶がある。
いったん駐車場に寄せたが手前にある町営温泉会館を利用するためUターンする。あとで聞けばサン・タケベとG経営だそうだ。レジャー温泉施設と異なり鄙びた保養温泉とか湯治の表現がふさわしい風情、手桶を持ってこられる老人が多いのが、いみじくも象徴している。
湯屋は別館で階段下の川床に近いところにある。中へ入ると昔の芝居小屋の趣を思い出す造りで白けた入相である。
湧出量は豊か、湯温はぬる湯、湯槽からせせらぐ川の流れに向かい合う仕掛けだ。
因みに効能は、神経痛、リュウマチ性疾患、慢性消化器病、外傷性障害、運動機能障害、疲労回復、不眠症、胃潰瘍、神経炎とある。
築3年ということで、近々建替えしてサン・タケベと併合の建物になるとのこと、この鄙びた趣は消えるようだ。
すっかり軽くなった気分で53号線を走った。
福渡の街に入る手前の橋を右岸にわたり直ぐ右折すればサン・タケベという湯館がある、あまり広くない湯舟に浸かっていると、轟音をひびかせて津山線の電車がのぞきこむように通過したのでびっくらこいた記憶がある。
いったん駐車場に寄せたが手前にある町営温泉会館を利用するためUターンする。あとで聞けばサン・タケベとG経営だそうだ。レジャー温泉施設と異なり鄙びた保養温泉とか湯治の表現がふさわしい風情、手桶を持ってこられる老人が多いのが、いみじくも象徴している。
湯屋は別館で階段下の川床に近いところにある。中へ入ると昔の芝居小屋の趣を思い出す造りで白けた入相である。
湧出量は豊か、湯温はぬる湯、湯槽からせせらぐ川の流れに向かい合う仕掛けだ。
因みに効能は、神経痛、リュウマチ性疾患、慢性消化器病、外傷性障害、運動機能障害、疲労回復、不眠症、胃潰瘍、神経炎とある。
築3年ということで、近々建替えしてサン・タケベと併合の建物になるとのこと、この鄙びた趣は消えるようだ。
すっかり軽くなった気分で53号線を走った。
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