prose-大晦日独言

2011年12月31日 趣味
 喪中といいながら少しは正月用品を買いたいというので隣の市を走る。
 時節がら人の動きは控え目なのだろうか、道路は意外に空いてスカンをくらった気分であるがドライバーも愛車も楽々。
 ところがどっこい、、集まるところには集まっている。目的の市場はごったがえしていた。人いきれで鮮魚を心配するほどだ。
 商売も一番のかきいれどき、威勢のいい呼び込み声がとびかっている。
 店頭の大きな寒ぶり解体ショゥーは見ている分は面白いけど、生くささの酔いにはまいった。
 買うでもなし人の波に押されぶらぶらして結局わずかのもので満足。

 社会的に大きなメモリーは3.11東日本大震災に尽きる。復興のみちのりは未だ遠く原子力発事故ともども今も今後も大きな爪あとを背中に負わねばならない。日本の歴史へ深くメモリーした天災人災だった。

 私的には悲喜こもごも。
 身内の不幸は続き、わが身は心臓手術、ペットは愛犬の死・・・。
 嬉しいのは孫の初誕生祝いをぶじ迎えたこと。日々成長し、喋りも歩行もさまになってきた。祖父祖母は無条件に嬉しい。
 諸々包含して365日は暮れてゆこうとしている。

 夕暮れになるにつれ咽喉は痛く咳が濁ってきたし寒気、鼻水の症状、完全防備でウォーキングに出たのが余計に悪かったのだろう、最悪発熱の気配になってきた。元旦早朝日の出と、丹頂の放鳥を後楽園に撮影しにいくつもりが、どうやら暗雲がかかってきた。
 台所では家内と娘がはずむように会話しながら正月料理をつくっている。
 入浴どころではい、早々に布団をかぶって寝よう、「なんとか歌合戦」というのはTVはのっけから見ないことにしている。

 どなた様も良いお新年をお迎えください。
                  --2011大晦日 魚住庵亭主独言--

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