しょぼしょぼ秋雨が降る
 烏城道の坂道もグレーの気分
 史実の痕跡をカメラで追ってみる
 木々も石塀も黒々として沈み
 歩くほどに鬱っとうしくなり
 駅までぶらつく予定をあきらめ
 地下に逃避
 広場の噴水まえで4人の女性が妙な掛け声で奇妙なダンスしていて驚く
 真空地帯のような静な空気の書店に上がって
 「日本沈没」を立ち読み あたりを窺うと
 椅子に腰をおろして読んでいる人が数人
 図書館光景だ
 どうなっているんだ
 対極の意外性が潜んでいる街から避難することにした

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