prose-驟雨

2011年7月2日 日常
 日没でもないのに掻き曇り音たてて雨が降り出した。
 蛇の目なら粋に音をだす具合で風情あるが、息子の家の木を切っているときに驟雨にみまわれた。濡れた大きな蝉になり、これもいざぎよし、シャワーを浴びている気分で開き直ってみたものの、その格好で車のシートに座るのはいささかためらいがあった。
 走行は目前が見えない。
 雨と雨の間をくぐる芸当は出来っこない。
 しばらく空地で封鎖され雨上がりを待って百間川をわたった。

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