炉辺余話ーうさぎの耳目
2011年2月12日 日常エジプトの騒乱は大統領辞任声明で民衆の目的は達せられた。
はたして穏健な方向で収束されるのだろうか、新政権のあり次第だ。
しかしインターネット、ツイッターの威力をまざまざとみせつけられた出来事だった。今回と同様な動きがおきた場合、北朝鮮や中国の独裁政権国家がネットを遮断する恐怖が分かる。一人の発信に火がついてたちまち国民の行動にまで燃え上がるのは新しい国民表示の手段になるだろう。しかし幾ら封鎖しても、国民のあいだに不公平感が充満していたら燎原の火のように侵食していくだろうと思う。
今回、外野席で情報知る限りは、他国に松明を投げて国民の目を逸らす愚考を政府は行使しなかったことだ。
これが中国、北朝鮮、はてはロシアとなればご存知の通り他国、とくに日本をターゲットにして騒動を起こし国民の意思をガス抜きして収める戦術を常套的につかう。中近東のなかでの役割がそうさせたのか、他国をつるしあげて当面を切り抜けるような方向にエジプト政府が走らなかっただけ幸いである。
今総合月刊誌を読んでいたら、米政界の元高官のコメントに釘つけになった。
曰く、
・「鳩山氏は日米同盟というものをきちんと理解していない・・・」
・「彼(菅首相)は自分で何を言っているのか理解できていない・・・「
・「(安陪、前原氏)日本が望むものが自立しても得られないことがわかっていた。日本にとって次善の策は日米同盟の枠内でより強くなること・・・を目指すところでもあった・・・」
・「彼(小沢氏)は日本の将来を中国の「善意」に預けようとしている。
言われてう~んと呻るのも、あたらず遠からずであるからだ。
それにしてもきょうび、政治家の言葉は紙のごときうすっぺらで軽くて空を飛ぶ。どこへ飛んでどんな反響をおこすか考えないのだろうか。頂点に立つ者がこれだから屋台骨がギシギシと音をたてている。
はたして穏健な方向で収束されるのだろうか、新政権のあり次第だ。
しかしインターネット、ツイッターの威力をまざまざとみせつけられた出来事だった。今回と同様な動きがおきた場合、北朝鮮や中国の独裁政権国家がネットを遮断する恐怖が分かる。一人の発信に火がついてたちまち国民の行動にまで燃え上がるのは新しい国民表示の手段になるだろう。しかし幾ら封鎖しても、国民のあいだに不公平感が充満していたら燎原の火のように侵食していくだろうと思う。
今回、外野席で情報知る限りは、他国に松明を投げて国民の目を逸らす愚考を政府は行使しなかったことだ。
これが中国、北朝鮮、はてはロシアとなればご存知の通り他国、とくに日本をターゲットにして騒動を起こし国民の意思をガス抜きして収める戦術を常套的につかう。中近東のなかでの役割がそうさせたのか、他国をつるしあげて当面を切り抜けるような方向にエジプト政府が走らなかっただけ幸いである。
今総合月刊誌を読んでいたら、米政界の元高官のコメントに釘つけになった。
曰く、
・「鳩山氏は日米同盟というものをきちんと理解していない・・・」
・「彼(菅首相)は自分で何を言っているのか理解できていない・・・「
・「(安陪、前原氏)日本が望むものが自立しても得られないことがわかっていた。日本にとって次善の策は日米同盟の枠内でより強くなること・・・を目指すところでもあった・・・」
・「彼(小沢氏)は日本の将来を中国の「善意」に預けようとしている。
言われてう~んと呻るのも、あたらず遠からずであるからだ。
それにしてもきょうび、政治家の言葉は紙のごときうすっぺらで軽くて空を飛ぶ。どこへ飛んでどんな反響をおこすか考えないのだろうか。頂点に立つ者がこれだから屋台骨がギシギシと音をたてている。
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