取材日記

2010年12月14日 日常
2010.12.10
いい日和、屋内より外に出て貴重な日差しを浴びていたら無性にカメラを持って山の裾野を歩きたくなった。だがこの季節、撮影対象物に事欠き、おいそれと思い浮かばない。
花師匠に問い合わせてみたら、ひょっとしたらひょっとするかもしれないということなので、同行願って車を北に走らせた。山間の稙樹林の下にキチジョウソウが咲いていた。盛りは過ぎていたけど小花はまだ観賞にたえる状態。次に溜池の側道にはシマカンギクが見事に群生していた。
この地は私の故郷で少年のころは春に山菜、秋にキノコと馳せまわったところ、今にして随分景観が変わったので感慨深い心境になった。
イチリンソウやトキワイカリソウなどは以前に確認していたが、こんな花が自生しているとはつゆぞ知らなかった。一季節ではなく四季に通じて同じ地を観察する必要性を、いみじくも再認識した。


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