r炉辺余話ー世のあり方②
2010年7月23日 日常 専制時代の「治世」とはいかにも黴のはえた言葉だが、国民の選挙で間接的にも宰相になったら当然その任務を司り責を負う。今昔を問わずその哲学は国が存在する以上不変だろう、それがどうだ、思い付きー朝令暮改で右往左往のありさまは目にあまりある。
江戸は享保時代、爛熟した元禄時代は5代将軍綱吉の退廃のあと紀州徳川から吉宗が8代将軍として任についた。大商人が富を持ち連日連夜町人は奢り遊興にうつつを抜かすのに比べ幕府の財は底をついた。インフレの世情である。
吉宗は商人の台頭、武士階級の荒廃に目を三角にして怒り、質素倹約を布令し土地、年貢(税)の増微、風儀の粛清に改革の着手をしたのである。
江戸は享保時代、爛熟した元禄時代は5代将軍綱吉の退廃のあと紀州徳川から吉宗が8代将軍として任についた。大商人が富を持ち連日連夜町人は奢り遊興にうつつを抜かすのに比べ幕府の財は底をついた。インフレの世情である。
吉宗は商人の台頭、武士階級の荒廃に目を三角にして怒り、質素倹約を布令し土地、年貢(税)の増微、風儀の粛清に改革の着手をしたのである。
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