黄砂襲来

　昨日２１日の黄砂は超ド級だった。未明からほぼ午前中にわたって空を漂流した。いつも間近にみている竜之口丘陵がぼんやりとしか見えない。
　突拍子もない表現だが、蒙古軍が砂塵をまきあげ移動しているのはかくやあらんと想わせる現象である。
　中国内陸部のタクラマカン砂漠（中国西部）、ゴビ砂漠（中国北部・モンゴル南部）、黄土高原（中国中央部）あたりの乾燥した黄土砂塵が気流にのって東アジアの上空に漂着すの気象現象だ。
　ＴＶでみる北京市街の光景は惨憺ものだ。
　ただ大陸気流の流れは把握できる。これが黄砂ならずともあらゆるものを巻き込み日本に降り注ぐのであれば安閑としておられないことかもしれない。