自然の猛威

2009年7月20日 日常
2009.7.19
 風物撮影と温泉と美味いもん求めて山陰に走った。
 ところが、それどころではなくなった。
 境港の魚市場をでたら突風と矢の豪雨に見舞われた。
 駐車している車まではものの2分であるが、全身濡れ鼠になった。
 折から満潮、漁港の岸壁を走ると寄せる波が堤防を洗い出し、ときおり大きな波頭が車を洗うほど。あわてて内陸へ避けるものの、この弓浜半島は海抜のないのに等しい砂洲の土地。バケツをひっくり返したような雨が止まず431号線は冠水したようになり、降雨と水を巻き上げる対向車の両方でワイパーの最速が追いつかない状態になった。今日は米子のトライアスロン競技の日。最後のマラソンランナーが幻のように現れては消えて往く。激しい降雨を受けて滝を流している姿はマラソンではなく競歩に近い。
 愛車はノロノロ走る前のテールランプだけが頼りの走行。
 ついに日野川手前で大渋滞。滝に打たれる修行僧ごとしである。
 窓外を見やると河川敷の遊歩道が冠水しているほどの増水。
 やっと高速道に入れたが雨の勢いは不変、制限時速50キロに変更、路面のタイヤ跡は水路になって光っている。そのうえ舗装の施工かどうか分からないが鏡になりスピードをあげると片側は水路ごとしなのでハンドルをとられる。ギヤーを四駆に切り替えて県境の勾配を越える。
 蒜山のSAに入ったが満杯。雨勢衰えず。ガードマンに誘導されて普段駐車禁止ゾーンに止めたが建屋に遠いところ。再び濡れ鼠で熱いコーヒーを飲み人心地ついた。
 雨足が弱まったのが湯原温泉付近、縦貫道に合流して落合あたりで霧雨、岡山道に乗ると思わず(ウソッ!)と、叫びたくなる曇天。
 時々遠雷の音が聞こえる程度。

 疲れで爆睡。(夜半豪雨と発雷は覚えない)
 山行きの予定があるので20日早朝起床。
 ところが、ところがである。TVで新見、高梁、津山の県北部は大雨洪水警報が出ていた。梅雨前線が南下してきたのだ。
 美作地区では竜巻がおきて大被害をもたらしていた。
 こんな地球に誰がした!と言いたくなる。
 

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