南方遺跡現地説明会
 岡山市教育委員会が発掘調査をしていた[南方遺跡]の現地説明会の案内をいただいたので出かけた。(初めての場合受付で署名すると次回からの発掘説明会には案内状が送られてくる)
 場所は市街地の中心になる一画、詳細には岡山市南方一丁目3-30。もっと分かりやすくいえば、NPO 会館(旧国立病院)の道路向いで、裁判所の北側、南方保育園の隣になる。
 駐車場がないのでバスを利用。現地には考古学ファンが詰め掛けていた。
 西向きに新幹線、北向きにNPO会館、南向きは裁判所や法務省などの公的機関のビルに囲まれた環境に発掘調査されたのは弥生時代前期、中期、後期にまたがる水田跡である。柱跡が無数あるのに水田とはと思うが、穀倉らしきとのこと。耕作には水が必要不可欠、弥生前中後期の水溝があり、旭川の水害による土の堆積で解析されるらしい。
 MPO会館あたりが集落で、裁判所の改築工事の時にも集落あるということなので集落が次第に南に拡大されたようだ。新幹線橋脚の下には墓が以前発掘しているので、津島グランドまでを含めてここら一帯は古代人の一大集落が形成されていたのだ。
 改めて思うのだが、近代の生活基盤は同じ要素を共有して古代の上に成り立っているのだ。
 [詳細画像は後日 新・おかやま画像ルポ に掲載]

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