晩秋の風物詩である下津井漁港の干しタコ。漁港いっぱいあるだろうといきこんで車を走らせた。ところが、漁港の街を流しても一向にみあたらない。遅かったかな、と思いながら、隣接の田ノ浦漁港のかかり口の家にきたら加工場とみえる軒の庭にやっとそれが見えた。物干し竿に異様な姿に化けたタコが風に吹かれてゆらゆら揺れていた。折から天候が変わって主が主婦に怒鳴りながら取り入れにかかっていた。許可を得てこちらも急いで撮影した。荒い言葉つかいの主だが、漁港の人では普通の言葉だろうか。今時、こんな会話は女性に圧迫されている私には思いもつかぬことなので感心たり秘かにうらやましくもある。
聞くと、生タコ1キロ1500円で、干上がりタコは一枚6000円で卸すという。高価な嗜好品である。
水揚げ激減のおりからこいう風物詩もなかなか見られなくなる。
聞くと、生タコ1キロ1500円で、干上がりタコは一枚6000円で卸すという。高価な嗜好品である。
水揚げ激減のおりからこいう風物詩もなかなか見られなくなる。
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