ライトアップー閑谷学校
 岡山市を5時出発。同行は友人2人。一人は山野草の師匠格。一人は日の出、日の入りを追いかける人。それぞれ主体の分野はちがっていてもカメラを表現の道具にしていることは同じ3人の仲間である。闇に包まれた2号線を東に走る。
 伊里中への信号を少し東に行ったところで吉永方向へ左折する。閑谷学校は江戸初期に創設されたもので、よくぞこんな山奥にと思うが、それは今時代の環境であって当時は賑やかな集落があったかもしれない。庶民の学徒が通学していたのだからさもありなんと偲ぶ。
 一帯は墨をぶちまけたような闇の中で、ほのかな灯りがついていた。学校から離れたところに駐車せざるをえないほどの、観光客の集まりで、足許の分からない闇を歩きながら入園し、18時のカウントダウンで一斉に点灯された。外苑から2基の照明、櫂の木の中、講堂、三角のぼんぼりが随所にスポットの照明で幽玄の世界を演出した。
 高原の一番強いのが櫂の木に仕組まれた照明、為に黄金の塊になって輪郭がうまく写撮できない。三脚とレリーズを装備したカメラを担いであちこち徘徊してシャッターを切ることである。
 外苑の茶店で甘酒を飲んで体を温めた。(12日の探訪撮)

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