先に訪れて撮影したものは、パソコンに取り込んでみると今ひとつ妥協のできる画像がないのにがっかりした。
 そこで、今日思い立てば即実行、天候にいささか懸念を残しながら再度カルスト台地にたってみた。
 ユキワリソウは随分カラフルに開花して歓迎してくれた。紅白入り交えていて素晴らしい。芝掻きのおじさんが勤しんでいたものの、あまり不自然にしないでもらいたいと念ずる。
 セリバオウレンは引き続き[好評延長]で爛漫であるが、微妙な部分で衰えが目立つ。
 空は曇天。厚い雲に覆われ、雨足はなくとも涙空。
 懸念が当たり、アズマイチゲはカラカサを窄めてたまま。探しに探して一輪二輪を写す。トラクター運転の老人がわざわざスイッチを切って、
「今日はおえめぇが。昨日くりゃあ、そりゃあ見事に咲いとったのに」
 畑仕事のおばあさんも、
「ほんに気の毒になあ、天気みてきなせえ」
 それでも、零ではなかったから、今年はこれで可としなければなるまい。気難しい花である。
 ユキワリイチゲは感心にも爛漫と咲いていた。

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