夕立受け山
2007年1月19日備前市にあろ夕立受け山に車を走らせた。標高210mの低山で瀬戸の海が裾を洗っている。相当昔に登ったときからすれば登山道が整備されているので戸惑うし、鉢巻状の道は稲妻形に変わって急登になるので丸太の階段が随所にあらわれる。
昔々、日照り続きに嘆いた農民はこの頂上に薪を積み上げ大火を焚き神様に雨をお願いしたところ、煙が雨雲になり夕立を呼んだそうだ。それから夕立受け山というへんてこな名前がついた。
要は雨乞山なのである。
ところが草本はもちろん木の花もなんにもない。ヤマツツジが硬いガクに包まれて見るからにうんざりする冬山。
ただカキ筏を浮かべた片上湾が一望に望める。
南に向くと大小様々な島礁と小豆島の全貌を見事に捉えることができるのは、絶景かな絶景かな、と唸らせる光景で値千金だった。
ーーー〔と、ある風景〕の21日に掲載予定ーーー
昔々、日照り続きに嘆いた農民はこの頂上に薪を積み上げ大火を焚き神様に雨をお願いしたところ、煙が雨雲になり夕立を呼んだそうだ。それから夕立受け山というへんてこな名前がついた。
要は雨乞山なのである。
ところが草本はもちろん木の花もなんにもない。ヤマツツジが硬いガクに包まれて見るからにうんざりする冬山。
ただカキ筏を浮かべた片上湾が一望に望める。
南に向くと大小様々な島礁と小豆島の全貌を見事に捉えることができるのは、絶景かな絶景かな、と唸らせる光景で値千金だった。
ーーー〔と、ある風景〕の21日に掲載予定ーーー
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