陶芸展
2006年12月9日知人の政木さんが陶芸展に参画されておられるので倉敷市立美術館に行った。
天気がよければ倉敷駅から陶芸展を経て美観地区の散策をと計画したが、空は[雲の声]が今にも降りてきそうな鉛色。雨天なら車が無難。
旧2号線は県道162号線の名称変更になって、中仙道あたりから庭瀬、中庄、倉敷あたりまで様変わりしていた。密集した商業路線でいろんな色彩がにぎやかに軒を連ねている。早く言えば、無秩序出店路線の景観。さらに拡幅工事中の殺伐さは頂点に達している。新2号線は南に移動したというものの、あいかわらず渋滞現象は慢性的。
倉敷の大島交差点でこの県道162号線は国道429号線に化ける。前の車に追尾してハンドルをにぎっていると自然に化かされるのである、
市立美術館は美観地区入り口の道路向かいにある。広い駐車場に入れて降りると「形の建物の縦辺が美術韓、上辺は図書館になっている、美術館に入ったらすぐ左手に〔倉敷一芸の会展〕という縦看板が目に付いた。受付で記帳。展示台のとっかかりに政木氏の作品がズラリ並んでいた。一番手前に県展入選の萩焼抹茶茶碗があった。同様のものが一椀あったが、ド素人目を憚りながら見て、やはり県展入選のもののほうが一段上とみた(失礼)。
一巡したところでM氏と出会う。彼は陶芸に造詣が深い。
政木氏の作品に戻って宮原氏の講釈を拝聴した。
私などは全体の趣で見るだけだが、彼は両手に包むなじみやすさ、椀上縁の厚さ、コウダイの具合、釉薬の美しさ、全体の品格、などなどをを評価して県展入選作品がいい、と教えてくれた。ド素人目もまんざらでもないわい、とわが身を思うことだった。
喫茶室で話をしていたら彼に初孫の誕生の連絡が入った。欣喜、中座された。これから東京へ馳せ参るそうだ。
入れ替わり政木氏が会場にこられた。
陶芸談にひとしきり浸り、館外に出る。
秋雨はやまない。
萩焼の釉薬のようなやさしい雨足だった。
天気がよければ倉敷駅から陶芸展を経て美観地区の散策をと計画したが、空は[雲の声]が今にも降りてきそうな鉛色。雨天なら車が無難。
旧2号線は県道162号線の名称変更になって、中仙道あたりから庭瀬、中庄、倉敷あたりまで様変わりしていた。密集した商業路線でいろんな色彩がにぎやかに軒を連ねている。早く言えば、無秩序出店路線の景観。さらに拡幅工事中の殺伐さは頂点に達している。新2号線は南に移動したというものの、あいかわらず渋滞現象は慢性的。
倉敷の大島交差点でこの県道162号線は国道429号線に化ける。前の車に追尾してハンドルをにぎっていると自然に化かされるのである、
市立美術館は美観地区入り口の道路向かいにある。広い駐車場に入れて降りると「形の建物の縦辺が美術韓、上辺は図書館になっている、美術館に入ったらすぐ左手に〔倉敷一芸の会展〕という縦看板が目に付いた。受付で記帳。展示台のとっかかりに政木氏の作品がズラリ並んでいた。一番手前に県展入選の萩焼抹茶茶碗があった。同様のものが一椀あったが、ド素人目を憚りながら見て、やはり県展入選のもののほうが一段上とみた(失礼)。
一巡したところでM氏と出会う。彼は陶芸に造詣が深い。
政木氏の作品に戻って宮原氏の講釈を拝聴した。
私などは全体の趣で見るだけだが、彼は両手に包むなじみやすさ、椀上縁の厚さ、コウダイの具合、釉薬の美しさ、全体の品格、などなどをを評価して県展入選作品がいい、と教えてくれた。ド素人目もまんざらでもないわい、とわが身を思うことだった。
喫茶室で話をしていたら彼に初孫の誕生の連絡が入った。欣喜、中座された。これから東京へ馳せ参るそうだ。
入れ替わり政木氏が会場にこられた。
陶芸談にひとしきり浸り、館外に出る。
秋雨はやまない。
萩焼の釉薬のようなやさしい雨足だった。
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