読書のススメ

2006年12月3日
昨日と今日、二日(正確には1.5日)かけて1冊の本を読了した。

カッパ・ノベルズの新刊、島田荘司著[犬坊里美の冒険]、である。

久しぶりに腹の底から笑い、人間社会の必然さにうなった。司法修習生の若い女性の活躍物語だ。逞しくて強くてガンとして自己主張をする、女性ではない。むしろ正反対の性格を持つ女性だ。なにもかも未熟で脆弱だが正義と真実の探求は、未熟だけに竹のようにまっすぐ持っている。
主人公の犬坊里美は、犬坊家を舞台にした一連の小説を読んでおられた人なら、あヽあの娘か、と思うおなじみの娘だ。
倉敷、津山、総社、岡山を舞台にしているのも身近な興味(作家がどこまで知識しているか)が湧く。

ミステリーのどこがそんなに面白い?
ミステリーは笑えるものなの?

純真無垢の正義感がなぜ笑えるのか。
詳しいことは言わない。しゃべるのが勿体ない。
興味があったら、どうぞ購入して読んでみてください。
掲示板に感想いただいたら幸甚です。

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