冬の陽射し

2006年1月21日
真庭に用事があり出かけた。予報では県南でも午後雪だるまが付いていたので懸念していたが、風もなく弱い陽の射す天気。車の中は小春日和のようだ。
加茂川の賀茂大社から県道66号線をとる。一部狭隘な箇所があるが、それを越すと立派な道路が貫通していて気軽に山越えできる。走っても走っても山ばかり、というわけでもなくて適当に集落が点在しているのであるが、深夜に走行しようかなどとは思わない。狐狸の類は苦手だ。
峠あたりに〔四季桜〕〔雲海〕の見える「普門寺」がある。
この辺りには路傍に雪を残していた。この峠を越えると真庭市落合だ。昼過ぎなので道の駅〔醍醐桜の里〕で空腹を癒し、木山神社と木山寺に立ち寄る。標高430米の山頂にある神仏混淆の地で県の重要文化建造物に指定されている。弘法大師開祖と伝えられて豪壮な神社仏閣が一大聖地を構成している。寺院の方は別格真言宗本山と書かれている。本尊は薬師如来である。戦国時代、守護赤松氏の寄進もさりながら、毛利、三村、宇喜田氏の庇護の元に古刹を今に残している。
本堂に詣でても人気さらさらなし、境内に高級車がありひそむ人息は感じられる。アジサイ寺でもあるようだ。
少し上の位置に神社がある。これも青さび色の屋根を天空に聳えさしていた。
春きたりなばの、花を愛でができる山野の雰囲気があった。
 〔編集人〕

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