苫田ダム見学
2004年12月5日 山陽新聞の1面に苫田ダムの試験湛水が最高位に達したとの記事が載っていた。昨夜来撮影用意をして就寝したが嵐のような天候に、諦めていた。目覚めた時は陽がさして思わぬ好天気。
だから出宅がかなり遅れた。院庄ICを降りたときは11時。
国道179号線を男山トンネル抜けるとかいま目線のやや下に満水の人工湖が見えた。遥か下位にあった谷、そして集落、田畑、吉井川は完全に湖底に没していた。
ダム湖への道にはいるとその有様はまざまざと映る。小高い山が浮島になって頂部が公園に変わり、竹林や芒が水中に生え旧道のガードレールが湖水に落ち込んでいる。観光と特別思い入れのある車の大渋滞に巻き込まれた。仕方がなく道路脇の駐車列に割り込み、徒歩でダム堰堤まで行く。折から時雨、ダムからの放水が舞い上げる飛沫で全身が濡れる。
試験湛水は150年に一度の可能性ある大雨満水に耐えうる試験をするために最初の一回のみの貯水である。今時代生を享けている人々には二度とお目にかかれない光景である。
堰堤のすぐ下、V字形の非常用洪水吐けから堰堤を這う紋水、ほぼ中央の放水ゲートから越水は巨大龍の噴水のごとく、ダム下の川床を叩き飛沫が白い塊になって上空を覆い人々に降りかかる。
今日午後2時に放水ゲートを開放し除々に水位を下げ平常水位を維持するとのこと。したがって非常洪水吐けの滝は150年単位まで見ることが出来ない。
帰途、旧道に乗り入れダム下の河川敷に立つ。
雨か飛沫か、全身ずぶ濡れ。
181号線はカラリと晴れていた。
だから出宅がかなり遅れた。院庄ICを降りたときは11時。
国道179号線を男山トンネル抜けるとかいま目線のやや下に満水の人工湖が見えた。遥か下位にあった谷、そして集落、田畑、吉井川は完全に湖底に没していた。
ダム湖への道にはいるとその有様はまざまざと映る。小高い山が浮島になって頂部が公園に変わり、竹林や芒が水中に生え旧道のガードレールが湖水に落ち込んでいる。観光と特別思い入れのある車の大渋滞に巻き込まれた。仕方がなく道路脇の駐車列に割り込み、徒歩でダム堰堤まで行く。折から時雨、ダムからの放水が舞い上げる飛沫で全身が濡れる。
試験湛水は150年に一度の可能性ある大雨満水に耐えうる試験をするために最初の一回のみの貯水である。今時代生を享けている人々には二度とお目にかかれない光景である。
堰堤のすぐ下、V字形の非常用洪水吐けから堰堤を這う紋水、ほぼ中央の放水ゲートから越水は巨大龍の噴水のごとく、ダム下の川床を叩き飛沫が白い塊になって上空を覆い人々に降りかかる。
今日午後2時に放水ゲートを開放し除々に水位を下げ平常水位を維持するとのこと。したがって非常洪水吐けの滝は150年単位まで見ることが出来ない。
帰途、旧道に乗り入れダム下の河川敷に立つ。
雨か飛沫か、全身ずぶ濡れ。
181号線はカラリと晴れていた。
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