ちょっと立ち寄り

　中国地方を直撃した16号、18号は岡山にもタイヘンな災害をもたらした。沿岸地区の被害報道をみると、天災の少ない晴れの国okayamaも天変地異の成せる事には例外ではなかった。頻発している地震、浅間山の噴火・・、不気味な富士山、海温上昇による台風の連続性、・・・こう考えたら眠れなくなる。

　朝夕はさすがに涼しくなった。
　今日は高梁に所要があり、帰途、吉備高原の山野草原生地に立ち寄ってみた。それは見事に下草を刈られていた。山中でも管理が行き届いて感心するが、残念至極という気持ちもなくはない。
　筋ちがいの道に車を乗り入れ低速で動いてみると、林縁にヒヨドリバナが点在していて、女郎花（オミナエシ）が映えていた。
この道は秋深くなるとリンドウが咲く。

　吉川はずれのワルナスビ群生は、白い花を落として、トマトそっくりの小さな実をつけていた。

　高原はすっかり秋の味がする。