公園の花
2004年6月12日 昼ごろの驟雨名残りが公園やグラウンドに水溜りとなっている。愛犬リュウはなんのそのピチャピチャ水を撥ねながら自分のテリトリーをまい進するが、散歩される当方はそうはいかないので、避けてよけてジグザグに歩かざるをえない。
久しぶりの公園やグラウンドは緑が爽やかにシャワーを浴びて活き活きしていた。
球技などに利用される円範囲の四隅には様変わりした野草の花で埋もれていた。
いわゆるシロツメクサ、ヒメジョオンが目立つ。どちらも外来種だそうだが、今ではすっかりヤマト風土になじんでわがもの顔の強靭性で繁茂している。
シロツメクサはクローバのことでどちらかというと春の草。地を這うようにのびて節から根をだしながら群生し花茎を垂直にたちあげて白い花弁を無数につけて咲いている。その小さな一枚一枚の花弁が爪に似ているのが名の由来だそうだが、文献をひもとくと、江戸時代オランダ船がガラス製品を運んできたときにこの草を乾燥させて緩衝材に用いたようだ。その種子を撒いたのが始まりで、「爪草」ではなく「詰め草」が正解のようだ。しかし多くは三つ葉で、四葉を見つけると幸せになる、という話は青春の想い出にあって、思い人の爪ににているという筋につながれば「爪草」の方がよりロマンな気がする。
ヒメジョオンは1米近く茎が伸びるがこの時期はそんなに高くはない。周囲の草丈が低いので結構ノッポに見える。茎の節から枝茎を無尽に伸ばし、その形はいかにもいかつい印象をあたえるが頭上花はキク科特有性をうけつぎ意外と可愛い。薄暮のなかでもよくわかるが、近くで観察すると白色ではなくて薄紫がほんのりかかっていて十分鑑賞に耐えうると思う。この花は明治時代に日本に持ち込まれ鉄道によって瞬く間に沿線にひろがり、山奥にでも見かけるようになった。
久しぶりの公園やグラウンドは緑が爽やかにシャワーを浴びて活き活きしていた。
球技などに利用される円範囲の四隅には様変わりした野草の花で埋もれていた。
いわゆるシロツメクサ、ヒメジョオンが目立つ。どちらも外来種だそうだが、今ではすっかりヤマト風土になじんでわがもの顔の強靭性で繁茂している。
シロツメクサはクローバのことでどちらかというと春の草。地を這うようにのびて節から根をだしながら群生し花茎を垂直にたちあげて白い花弁を無数につけて咲いている。その小さな一枚一枚の花弁が爪に似ているのが名の由来だそうだが、文献をひもとくと、江戸時代オランダ船がガラス製品を運んできたときにこの草を乾燥させて緩衝材に用いたようだ。その種子を撒いたのが始まりで、「爪草」ではなく「詰め草」が正解のようだ。しかし多くは三つ葉で、四葉を見つけると幸せになる、という話は青春の想い出にあって、思い人の爪ににているという筋につながれば「爪草」の方がよりロマンな気がする。
ヒメジョオンは1米近く茎が伸びるがこの時期はそんなに高くはない。周囲の草丈が低いので結構ノッポに見える。茎の節から枝茎を無尽に伸ばし、その形はいかにもいかつい印象をあたえるが頭上花はキク科特有性をうけつぎ意外と可愛い。薄暮のなかでもよくわかるが、近くで観察すると白色ではなくて薄紫がほんのりかかっていて十分鑑賞に耐えうると思う。この花は明治時代に日本に持ち込まれ鉄道によって瞬く間に沿線にひろがり、山奥にでも見かけるようになった。
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