旬の花便りがあちこちから聞こえ出した。
 今はせっせっと撮影溜めしておきたい。
 繋ぎとして、HPの更新は白馬連峰?にして完了させた。
 
           【八方尾根】
 名の由来は四方八方を見渡せることからきている。頂上の唐松岳は2696メートル。車は黒菱まで行けるが、ここはリフトを3基乗り継いで八方池山荘に行った方が旅行気分が味わえる。草原の葉先を撫でるようにして早朝の空間をすべるのはなんともいえない感激がわきあがる。
 リフトの最終駅近くい湿地公園があり、長野オリンピックのDHスタートハウスはすぐ下にある。ガスにつつまれた山荘の周りにはカラフルなヤッケ姿の登山者が表町界隈のように賑わっていた。
 山荘脇から出発する登山道は、第2ケルン手前まで2コースに分岐している。往路と復路をかえて歩く楽しみがある。
 往路は南側コースを選択した。このコースは山を巻くように歩くので距離的にやや長いが高山植物を観察しながら、適宜息継ぎして登れるので往路に適している。よく晴れた日は木曾駒ヶ岳の中央アルプス連峰が望める。逆に北側コースは瓦礫のような岩石道でほぼ尾根歩き。左手に白馬三山が屏風のように眼前にそびえて離れず登山気分を満喫させてくれる。
 第2ケルンを過ぎると2000メートル近くになり、小さい規模ながら雪渓が出現して火照った体を癒してくれる。
 山荘から八方池まで約1時間30分が標準時間だけど、山野草探訪撮隊ははるかにその時間を越えてよし、としている。だから2時間はゆうに歩いた。標高2066メートルの地点である。
 残念ながら、峰々に厚い雲がかかり白馬三山は白いベールの奥に隠れて見ることができなかった。
 八方尾根は「植物の垂直分布が逆転」している、といわれている。高山帯植物の上に、亜高山帯植物が分布しているそうだ。
 八方池から唐松岳へは、本格的登山の装備で山小屋泊の準備が必要である。
 
 

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