prose-古代談

2013年3月23日 趣味
 後楽園前のホテルで喫茶しながら古墳の話に耽った。
 対面した大和路はるか氏は地方自治の事務職TOPを治め在職中は郷土の古墳発掘などを振興し、私的には作詞家として活躍、「北房ぶり市」をはじめご当地ソングCDを何枚か世におくりだしなかでも秀逸は北島三郎の「醍醐桜」がある。
 手がけた古墳発掘は「大谷1号墳」と「定古墳群」で、ガイドをそのまま記すと、

[ 北房I.Cから. 車で. 約10分. 全国でも例のない5段造の方墳。 7世紀後半に造られたもので、横穴式の石室は切り石を積んだ非常に丁寧な造り。この 石室からは須惠質の四注式陶棺や双竜環頭大刀、珍しい金銅製品などが出土しま した]

 ということになる。
 一般的に前方後円墳などの巨大墳は5世紀後半から6世紀前半が全盛期であるから7世紀というとブームがズレて築造されていて、形態は円墳方墳が主体、当時吉備の中心点に位置ずけられていたようで1号墳は首長のもの、周囲の定古墳群は外地からの者らしい。
 興味深深の話なので尽きることなく時間は過ぎ日を改めてお聞きすることにして別れた。

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